【動画あり】夫がポルシェドライビングスクール「Warm Up」に参加してきた。
公開日:2018.04.12
「ポルシェ トラック エクスペリエンス」
皆さんは「ポルシェドライビングスクール」なるものをご存知だろうか。
日本国内の普通自動車運転免許取得後、1年以上経過しているポルシェオーナーが、自分の所有する愛車のポルシェで参加できるドライビングスクールだ。正式には「ポルシェスポーツドライビングスクール」だったはずだが、久しぶりにサイトを見ると「ポルシェ トラック エクスペリエンス」という名称に変わっていた。
ポルシェ トラック エクスペリエンスって何するの?
「ポルシェ トラック エクスペリエンス」には、基本的な内容の「Warm Up(Plus)」から上級者向けの「Fast Truck」まで5段階のプログラムが用意され、毎年だいたい春(6月)と秋(10月)の2回開催されている。実は、2016年から夫が毎回参加していて、行く度に「めっちゃ勉強になったー」「面白かったー」と言っていた。
少し気になったのでサイトを見てみたのだが、情報が少なすぎていまいちどんな内容をするのかよく分からない…。というわけで夫に「ポルシェドライビングスクールって、具体的にどんなことするの?」と聞いてみたところ、夫から思わぬ返答が返ってきた。
あー、毎回車にゴープロセットして動画で全部撮ってるから、見てみる?
…え!?ってか何のために(-_-)!?
あんさん一体何者ですかい。というわけで、今日は夫が、一番ベーシックなコース「Warm Up」プログラムに参加した時の動画を紹介してみようと思う。
「Warm Up」プログラム
「Warm Up」プログラムは半日コース(夫のときは午前中に開催)。「走る、曲がる、止まる」の基本となる、ブレーキング、ハンドル操作、アクセルコントロールなどを習得することが目的だそう。ドライビングポジション、ハンドルの握り方、シートベルトの締め方など基本的なことを学んだ後、以下4種類の実践練習にうつる。
①制動(ABSブレーキ):Braking Lesson
②緊急回避:Emergency braking Lesson
③スラローム:Slalom and handling lesson
④ウェット定常円旋回:Steady circular training
ということで、まずは動画を見ていただこう。
それぞれの実習の目的と意味
いかがだっただろうか?夫のボクスターはMTなので「よくMTでこんなことするなー」と言うと「ゆーても2速までしかいれへんから大丈夫や」と言っていた。
一つ一つ簡単にみてみると、
①制動(ABSブレーキ)ではポルシェのブレーキの持つ性能をしっかり体感し、
②緊急回避では、まずはブレーキを思いっきり踏み込んでからハンドルをきって避けることを覚えつつも、ブレーキを切りながらハンドルをきっても全く横滑りしないことを体感し、
③スラロームでは、カーブではどのタイミングでハンドルをきれば上手く曲がれるか、ブレーキではなくアクセルの強弱でいかに曲がるかを実践し、
④ウェット定常円旋回では、車が横滑りするとはどういう状態なのかを体感しつつも、PSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)によって、それ以上横滑りすることなく挙動が安定することを体感する
ということらしい。
*ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)は、走行中の車が危険な状況に陥った際に車両の挙動を安定させ、安全性をいっそう高めるシステムのこと。
夫に「参加して何が良かった?」と聞くと
「普通に運転がうまくなるし、日常的にも、山道を走る時にも、運転が格段にスムーズになった。上級者クラスよりも、このWarm Upが一番勉強になる」
と言っていた。
既に今年の春季開催の日程が公開
ちなみに、今年の「ポルシェ トラック エクスペリエンス」は、6月に富士スピードウェイで開催される。春季開催分の申し込みは先着順だが、申込開始日は現在調整中だそう。(*決定し次第、ウェブサイトにて告知とのこと)
詳細はこちらのページで紹介されている。
以前は女性参加者には特別にお土産があるという表記があったが、今は消えてる…皆さんよろしけれ参加してみてっていうか…私も参加しないとなぁ。(ちょっとびびってるw)
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