ポルシェカイエンターボGTをミニバンに改造!? マーク・ザッカーバーグの愛妻家ぶり
公開日:2024.10.09
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ポルシェカイエンターボGTをミニバンに改造
Meta(Facebook)の創業者であるマーク・ザッカーバーグが、妻のプリシラ・チャンのために、ポルシェカイエンターボGTをミニバンに改造したとのことだ。この驚きの改造は、ロサンゼルスに拠点を置くカスタムショップ「ウエストコーストカスタムズ」との協力によって実現したとのこと。
今回の改造は通常のSUVであるカイエンターボGTを、電動スライドドアを備えたミニバンに変身させるというものだ。フレームを延長し、ミニバンらしい実用性を確保しながら、ポルシェならではの高性能を維持するという、一見相反する要素を両立させた唯一無二のクルマが誕生した。
ザッカーバーグ夫妻のこだわりが光る「His & Hers」
ザッカーバーグは妻のためにカイエンターボGTをミニバンに改造しただけでなく、自身用にもポルシェ911 GT3ツーリングをカスタマイズしたとのことだ。両方のクルマを同じスレートグレーで仕上げ、「His & Hers(彼と彼女の)」をコンセプトにしたペアのクルマを作り上げたそうだ。
ザッカーバーグは自身のInstagramで、「新たなサイドクエスト。プリシラがミニバンが欲しいと言ったので、存在すべきだと確信しているものをデザインしました:ポルシェカイエンターボGTミニバンです。His & Hersにするために、マニュアルのGT3ツーリングも加えました」とコメントしている。
ポルシェのミニバンコンセプト
実は、ポルシェが公式にミニバンのコンセプトを発表したことがある。2020年に「ポルシェ・ビジョン・レンディーンスト」という名前で、最大6人乗りのミニバンコンセプトを披露している。このコンセプトは2018年に構想されたもので、ポルシェ独自のパフォーマンスDNAを維持しながら、家族向けの広々とした空間を提供するというアイデアだったとのことだ。
ザッカーバーグのカイエンターボGTベースのミニバンは、このコンセプトを現実のものとした形とも言えるかもしれない。ポルシェのDNAを受け継ぎながら、実用性を追求したクルマとして、多くのポルシェ乗りの注目を集めそうだ。
ベースとなったカイエンターボGTの性能
ザッカーバーグがベースとして選んだ先代モデルのポルシェカイエンターボGTクーペは、その性能の高さで注目を集めているクルマだ。MotorTrendのSUV性能記録のうち、0-60mph加速やクォーターマイルタイムなど、5つの記録を更新したという。
このモデルには、640馬力を発揮する4.0リッターV8ツインターボエンジンが搭載されている。さらに、ポルシェのスポーツクロノパッケージやローンチコントロール、トルクベクタリングAWD、アダプティブエアサスペンション、アクティブアンチロールバー、カーボンセラミックブレーキ、リアアクスルステアリング、22インチの超高性能タイヤなど、最新のテクノロジーが惜しみなく投入されている。
これらの豪華な装備を備えたカイエンターボGTクーペの価格は、米国ではベース価格が197,950ドル(約2,970万円)で、オプションを加えると200,000ドル(約3,000万円)を超える。ザッカーバーグのカスタムミニバンは、このベース価格にさらに改造費用が加わっているため、その価値は想像を超えるものになっている可能性が高い。
ザッカーバーグのこの驚きの改造は、さすがとしか言いようがない。これに触発されて、本国ポルシェも何かこのような、より家族向けのポルシェの開発に力を入れてくれれば、それはそれで面白いかもしれない。
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