ポルシェから新たなキャンプ用テントが発売 – スポーツカーでもアウトドアレジャーへ

ポルシェのテント
ポルシェニュース

ポルシェから画期的なキャンプ用テントが登場

ポルシェが新たに発表したキャンプ用テント「ポルシェ キャノピーテント」が、高級スポーツカーでのアウトドア体験を一変させそうだ。このインフレータブルテントは、ポルシェの4ドアモデルに取り付けることができ、クルマと一体化した快適な宿泊空間を提供するとのことだ。

このテントは、マカン、カイエン、パナメーラ、タイカンといったポルシェの4ドアモデルに対応している。テールゲートに取り付けることで、クルマの内外を繋ぐリビングスペースやキャンプスペースとして利用できる。最大6人まで収容可能で、エアフレーム構造を採用しているため、手動ポンプと中央バルブで簡単に設置できるという。

テントの特徴と機能

ポルシェ キャノピーテントの主な特徴は以下の通りだ:

– 設置時の床面積は2.3m x 2.3mの正方形
– 日よけや雨よけになる屋根付き
– エラスティックバンドと吸盤でクルマに固定
– ペグで地面にも固定可能
– 取り外し可能なフロアマット付き
– 窓付きの折りたたみ式壁面1枚標準装備(風よけや日よけとして機能)

ポルシェによると、このテントはクルマに取り付けた状態で荷物の積み下ろしもできるため、悪天候時にも便利だそうだ。さらに、オプションで残りの3面の壁を追加して完全に囲まれた空間を作ったり、寝室や収納用のテントを追加したり、複数のテントを連結するトンネルを設置したりすることも可能とのことだ。

専門メーカーとのコラボレーション

このキャノピーテントは、アウトドア用品専門メーカーのDometicとのパートナーシップにより開発されたそうだ。実は、Dometicも同様の機能と面積を持つ「Dometic Hub」というテントを販売しており、こちらの価格は約675ユーロ(約10万円)だという。

一方、ポルシェブランドのキャノピーテントは、基本モデルが約1,510ユーロ(約23万円)から、フルパッケージで約1,965ユーロ(約30万円)までの価格帯で販売されるとのことだ。高級車ブランドならではの価格設定と言えるだろう。

ポルシェオーナーにとっての新たな選択肢

このキャノピーテントの登場により、ポルシェオーナーにとってアウトドアの楽しみ方が広がりそうだ。高級スポーツカーでキャンプに出かけるという、これまでにない体験が可能になる。愛車と自然を同時に楽しめるこの製品は、ポルシェ乗りの方々から注目を集めることは間違いないだろう。

ただし、高価格帯であることや、4ドアモデルにしか対応していないことなど、一部のポルシェオーナーにとっては制限となる可能性もある。それでも、ポルシェというブランドの魅力と、アウトドアライフの融合を図るこの試みは、自動車業界に新たな風を吹き込むかもしれない。

ポルシェのテント

ポルシェ キャノピーテントは今月から販売開始とのことだが、日本での発売は原稿の執筆時点では不明だ。
高級車でのキャンプという新しいライフスタイルが、どれだけポルシェオーナーやアウトドア愛好家に受け入れられるか、今後の展開が注目されるが、個人的にはあえて、ポルシェでキャンプに行くというのはとても興味があり、いつかやってみたいことの一つである。

Hiro

Minaの夫です。 ファッションやステータスシンボルのためにクルマは乗りません。運転して楽しく、工業製品として優れ、作り手の意思が感じられるようなクルマを好...

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