ポルシェ993オーナーへ朗報!RUFがLEDコンバージョンキットを発表!
公開日:2025.01.31
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ポルシェ911、特に空冷モデルを愛するポルシェ乗りの方々にとって、993型は最後の空冷ポルシェとして特別な存在だろう。
その993の美しいルックスを損なうことなく、現代のテクノロジーでアップデートできるとしたらどうだろうか?
今回、あのRUFが、993型ポルシェ911専用のLEDコンバージョンキットを発表したそうだ。その内容を詳しく見ていこう。
RUFとトニー・ハッターの協業
このLEDキットの開発には、993のデザインを手がけたトニー・ハッター氏が関わっているという。
RUFとハッター氏の協業によって、このキットは単なる機能的なアップデートに留まらず、993のデザイン哲学を尊重したものになっているそうだ。巷には数多くの社外品LEDキットが出回っているが、その多くは安っぽく、オリジナルのデザインを損なうものが多い。
しかし、RUFのキットはそうした懸念を払拭する、高品質な仕上がりになっている。
このキットは、ヘッドライト、フォグライト、ウインカー、テールライト、そして993の特徴的なセンターテールライトバーを含む、計9点のパーツで構成されている。これらのパーツは、オリジナルのデザインを尊重しつつ、LEDによって現代的にアップデートされている。取り付けもプラグアンドプレイで、比較的簡単にできるそうだ。
安全性と視認性の向上
このキットの最大の魅力は、その機能性にある。LEDハイビームは、オリジナルのポルシェ製ヘッドライトの3倍の明るさを誇るとのこと。夜間の走行時における視認性が大幅に向上し、安全性が高まることは間違いない。また、このLEDキットはSAE(米国自動車技術会)の承認を得ており、安全性と信頼性に関するすべての基準を満たしているという。これにより、安心して愛車に取り付けることができるだろう。ただし、日本での承認や発売は当記事の執筆時点では未定だ。
RUFの代表であるアロイス・ルフ氏は、「993モデルはRUFネオクラシックスポーツカープログラムの一部であり、空冷ポルシェ911の最新世代にLED照明を搭載することが私のビジョンだった。安全性、視認性、そして真正性を優先した照明システムを作りたかった」と述べている。この言葉からも、RUFがこのキットに込めた情熱が伝わってくる。
RUFのDNAを受け継ぐ
このLEDキットは、RUFが生産する「Turbo R」や「Turbo R Limited」といったスーパーカーにも採用されているものと同じデザインだという。
つまり、このキットを装着することで、愛車がよりRUFのクルマに近づくことになる。また、RUF純正パーツを装着しているという満足感も得られるだろう。価格は米国で約8,718ドル(約134万円)と高価だが、この価格は他の社外品LEDキットと比較しても妥当な範囲だという。
このキットの取り付けは、オリジナルのヘッドランプシートにフィットするよう、ランプクラスターの中央にLEDモジュールが配置され、周囲に留め金が付いた漏斗状の構造になっているため、非常に簡単だとされている。これにより、DIYでの取り付けも可能かもしれない。しかし、高価なパーツなので、専門業者に依頼するのが無難だろう。
993オーナーにとって見逃せないアップグレード
RUFのLEDコンバージョンキットは、993型ポルシェ911のオーナーにとって、見逃せないアップグレードだと言えるだろう。デザインを損なうことなく、現代的なテクノロジーで愛車をアップデートできる。
安全性と視認性が向上するだけでなく、RUFのDNAを受け継ぐという特別な体験もできる。価格は決して安くはないが、その価値は十分にあると言えるのではないだろうか。ポルシェ993を所有するポルシェ乗りは、このキットの導入を検討してみてはいかがだろうか。
このキットに関するより詳しい情報は、RUFの公式サイトで確認できるとのことだ。興味のある方は、ぜひチェックしてみてほしい。あなたの993が、このキットによってさらに魅力的なクルマになることを願っている。
私はあいにく993は所有していないが、もし持っていたらぜひこのパーツを装着してみたいと思う。
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