若者の車離れをとめたい – 27歳のポルシェオーナー、やまけん氏インタビュー
公開日:2020.02.09
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(2)若者の車離れを止めたい
やまけんさんが立ち上げたHOC(平成オーナーズクラブ)について教えて頂けますか?
はい。「HOC(平成オーナーズクラブ)」は、平成生まれのクルマ好きのグループです。
以前から、クルマ好き仲間や、同い年でポルシェ964に乗っている友人と「若者のクルマ好きのグループを作ったら面白そうだ」という話をしていたのですが、「じゃあ、とりあえず作ってみよう」ということになりました。
そして今から約4年前の2015年11月、EPM(エキサイティング ポルシェ ミーティング)横浜に参加するタイミングで「HOC」を発足しました。
僕はその当時はみんカラをメインでやっていたので、まずはみんカラでグループを作って、メンバーを募り始めました。
最初は、今のように”twitter”ではなく”みんカラ”だったの?
はい。その頃はまだtwitterはやっていなかったんです。実は、自分が人生初愛車を買う前からみんカラはやり始めていて、「最初のクルマは何を買おうか」といった内容の記事を、みんカラに書いていました。
そして、悩みに悩んで、人生初愛車に「986ボクスターS(MT)」を選びました。
そこから、みんカラのポルシェオーナーの皆さんと仲良くなり、とあるオーナーさんから「湾岸長島PAで、ポルシェ乗りが集まるイベントがあるから、一緒に参加しよう」と誘ってもらい、イベントにも参加するようになりました。
いきなりポルシェ乗りのイベントデビュー!
そうなんです。誘っていただいた方は、みんカラでも有名なポルシェ乗りで、993ターボに乗っておられました。
僕は当然、ポルシェのイベントなんて一度も参加したことが無く、ボクスターが納車されたばかりで運転にも慣れていないのにいきなり長距離ということもあったので、「じゃあ途中で拾ってあげるよ。僕のクルマで一緒に行こう」と言ってくださって。
初対面にも関わらず、海老名SAで待ち合わせをし、そこから助手席に乗せてもらって三重に向かうことになりました。
その後は各SAでみなさんと合流しながら向かったのですが、浜松では10台くらいだったのに、しだいに50台になり、湾岸長島につく頃には200台くらいになっていて。
そこでもたくさんの方とお会いできて、「ツーリングって面白い!クルマってまじで楽しい!」と感激しました。
ただ、何度かクルマのイベントやミーティングに参加しましたが、若い人がほとんどいなかったんですよね。僕よりも随分年上の皆さんばかりでした。
とはいえ、そういった皆さんとお話するのもとても楽しく、世界も広がり面白かったのですが、次第に
「同い年のクルマ好きって、もっといないのかなぁ…」
と純粋に、思うようになりました。
そういったことを同世代のクルマ好きの友人と話していたところ「じゃあ、若い世代のクルマ好きのグループを作ってみよう」ということになり、EPMのときにHOCを発足したというわけなんです。
なるほど、そういう流れが…。
最初は、みんカラをやっている者同士でちょいちょい集まったりツーリングに行ったりしていて、メンバーは10人ほどになったのですが、それ以上なかなか集まらなかったんですね。
色々考えた結果、当時のみんカラには「若い世代のクルマ好きがあまりいない」ということに気づきました。
そこで、twitterを開設してみたところ、twitter内には若い世代のクルマ好きがたくさんいることを知り、やり取りしているうちにだんだんtwitterが面白くなって、twitterにシフトしていきました。
現在は、HOCのグループに入っているメンバーは50人ほどになりました。今は、ちょくちょく辰巳や芝浦で集まったり、ツーリングに行ったりしています。
HOCって、確か九州にもありますよね?
はい。twitterで仲良くなっていたポルシェ乗りの方から「僕も九州でHOCを作りたい」という相談をもらいました。「おぉー全然いいよ!」と言うことで、すぐに九州HOCが立ち上がり、今メンバーは20人くらいいるんじゃないですかね。
このことで、九州にも友人が出来て繋がりが増えたので、九州に行くことも増えました。
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