売却したポルシェ 911 GT3の嫁ぎ先。
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GT3の嫁ぎ先が分かった
夫が約2年半所有したポルシェ911GT3ツーリング(991後期型)。考えに考えた上で、今年の3月末、手放すこととなった。購入したディーラーで買い取ってもらい、その後、中古車サイトに掲載されたが、1週間ほどで売れたようだった。
夫は、
「ずーっと何ヶ月も売れ残ってしまってたらどうしよう」という気持ちもあったから、売れてほんまによかったわ。それにしても、どんな人が買ってくれたんやろうなぁ…
と言っていた。
すると後日ブログに「もしかしたら、、、、ご主人のGT3ツーリングを引き継いだのかも!?」というコメントがっ!コメント全文読んでみたところ、こんなことが書かれていた。
もともとクルマが好きで、数年前からポルシェにはまり、981ボクスターS(PDK)、981ボクスターGTS(MT)、991前期タルガ4S(PDK)+997後期GT3(MT)を乗り継ぎ、今回GT3ツーリングを見つけて購入、先日納車となった。
クレヨン、レザーパッケージ、フロントリフト、PCCB、等々の仕様、そして走行距離11500Km、もしかしたら…と思ったと共に、ご主人が前オーナーであると知り、愛情を持って所有して頂いていたクルマなので安心した。
ポルシェを数台乗り継いできたが、現時点ではGT3ツーリングが理想の姿。昨年から所有している993カブリオレ(MT)と、GT3ツーリングの2台で、これからもポルシェライフを楽しんでいくつもりだ。
と。
購入されたディーラーも同じだったので、間違いなく夫のGT3ツーリングだ。
早速夫に伝えたところ、
そうなん!良かったわ!クルマが好きで、ポルシェ愛に溢れた方で安心したし本当に良かった。
この911GT3ツーリングは、自分なりにこだわって仕様を決めたし、大事に乗ってきたから、「あんまりクルマ愛が無い人が次のオーナーになるとちょっと悲しいなぁ…」と正直思ったりもしてた。
だから、ほんまに良かった。嫁ぎ先でもしっかり頑張って欲しいなぁ。
と嬉しそうに言っていた。
このオーナーさんは、芦有ドライブウェイにも来ることがある方のようなので、もしかしたらいつか出会えるかもしれない。その日が今から待ち遠しいと夫も思っている様子だ。
愛車が再び戻ってくる奇跡
一度手放した愛車について「今、どこで誰が乗っているか」なんて、基本的にはわからないと思うので、今回のように次の嫁ぎ先が分かったというのは、奇跡的なことなのだろうなぁと思う。
そんなことを思いながら、3年ほど前、サッカーの三浦知良選手が、空冷ポルシェ911(964)を購入したというニュースを思い出した。なぜ、最新のポルシェではなく、今、964型を購入したかという理由が、とても感動的だった。
三浦選手が、クルマ購入を検討しており色々見に行ったが、なかなかピンときたものに出会えなかった。「昔乗っていた964、置いておけばよかったね」という話をしていたところ、たまたまポルシェの中古車センターで、昔乗っていた964にとてもよく似たクルマを見つけた。
見せてもらったところ、ボディカラーも、オプションも、中についている傷も、当時の三和自動車のシールも、全て同じ。「これはもう昔乗ってたあのクルマ(ポルシェ964)に違いない!運命だ!」ということで、購入したと書かれてあった。
そんな奇跡があるだろうか。読んだ時、鳥肌が立ってしまったが、さすが、レジェンドは違うなぁ…!
今回GT3のオーナーさんからコメントを頂いて、「もしかしたら数十年後、このGT3ツーリングが、まわりまわって自分たちのもとへやってくることもあるのかもしれない」という、壮大なロマンを妄想しまった(笑)
とにもかくにも、GT3が新しいオーナーさんのもとで、大いに活躍してくれることを期待したい。
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コメント ( 2 )
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初コメです。
911、無事に良い人の元に向かって良かったですね!こうやってポルシェが人を繋いでいくと思うと感動です!
新山さん
有難うございます!
本当に、良い方にめぐりあえてよかったです!
ポルシェがつないでいくご縁、本当に神秘的な感じがします^^