タイカンのタイヤ交換|4本で総額なんと29万円!

タイカン タイヤ
ポルシェの維持費

タイカン、タイヤ交換の経緯

わが家のタイカン4Sクロスツーリスモ。今年の1月末に納車された際、前輪のタイヤだけ新品に交換してもらっていた。納車時の走行距離は8030キロ。そこから約9ヶ月が経ち、現在の走行距離は18000キロに到達している。そんなに走った記憶はないけれど、一体どこを走ったのだろう…(笑)。

タイヤの状態は、溝がギリギリ持ちそうな状況だったものの、先日タイカンで東京まで往復した際に、一部に破損が見つかった。

破損していたのは左前のこの部分。

タイカン タイヤ破損

東京で訪れたポルシェセンター(PC)で診てもらったところ、確かに交換した方が良いとのこと。しかし、「現時点では空気漏れはない」ということと、「タイカン用のポルシェ承認タイヤがすぐには用意できない(そらそうだ)」という理由から、安全運転で自宅まで戻り、早急にタイヤ交換を行うようにとのアドバイスを頂いた。

というわけで、帰阪後すぐにタイヤを探し、交換に行くことに。

ちなみに、納車から3ヶ月ほど経ったころのこと。高速道路を走行中にふと「あれ?こんなにロードノイズってあったっけ?納車時はもっと静かだった気がする…」と感じ、夫に尋ねてみた。すると、「そりゃあ、タイヤの溝が減ってきたら乗り心地も少し悪くなるし、ロードノイズも増えるもんやで」との答え。

タイヤの状態って、乗り心地や静粛性に大きく影響するのだなぁ。タイヤって本当に重要な要素なんだな、とその時改めて感じた。タイカンはもともと非常に静かでなめらかな乗り心地のため、タイヤの違いがそのまま大きな実感としてあらわれるのかもしれない。

タイカンの承認タイヤ探し

というわけで、早速ポルシェ承認タイヤを探すことに。

後輪のタイヤも溝はかろうじて残っていそうだったが、どうせならこの機会に4本すべてを交換しておこう!と決断。承認タイヤ4本(前輪後輪)を探し始めた。

とはいえ、こうしたネットでの商品選びに関しては、私はよく間違えてしまい、後で「しまった!」となることが多いので、今回は夫に頼むことにした。

この前も、注文したMacbookAirの色が違うことに後で気づき、あわててキャンセルして、また注文し直すことがあった。ほんとに毎日一個はこういうことがある(笑)

話を戻して、せっかく今回タイヤを履き替えるなら、ミシュランが良いなと思っていたのだが、現在タイカンのポルシェ承認タイヤにはミシュランがなく、選べるのはグッドイヤーかピレリのみ。ちなみに、もともと履いていたのはピレリだった。

タイカン タイヤ

元のタイヤ

結局、今回もピレリの承認タイヤ(タイカンの場合はNF)にすることに決定。

ネットでタイヤを注文すると、思っていたよりも安価で手に入ることがわかった。選んだのはNF0ピレリP ZERO(PZ4)SPORT ELECT。

タイカン タイヤ

前輪

タイカン タイヤ

しかし、4本すべてを交換するとなると、約30万円の出費。

タイヤって高い…。

でもこれをディーラーで交換すると、費用は倍近くになるんだもんなぁ。今の私の身分では、ディーラーででタイヤ交換するなど、絶対に無理な話であるw

次に、タイヤを交換してくれるお店を探すことに。夫がいつもお世話になっている西宮ベースさんでは、21インチタイヤの交換は取り扱っていないとのことなので、夫のクルマ仲間であるTAKUROさんが通っているタイヤ交換のお店「タイヤ交換.com」さんにお願いすることにした。

タイヤ交換.comでは、事前にタイヤをお店に郵送しておき、交換作業をしてもらえるとのことだった。しかし、夫から「このお店でもタイヤを安く買えるみたいだから、ネットで注文する手間を省けるし、一度聞いてみたら?」とアドバイスを受けた。

そこで、注文予定のタイヤ情報をお店に送って問い合わせてみたところ、なんとネットの価格よりさらに少し安い金額を提示していただいた。

というわけで、迷うことなく、こちらでタイヤ注文もお願いすることに決定した。

タイカンのタイヤ交換の結果は?

そして、いよいよタイヤ交換当日。

こちらのお店では、待合スペースも用意されており、作業は1時間ほどで完了とのこと。せっかくなので、実際のタイヤ交換作業を横で見学させてもらうことにした。

外されたタイヤの溝を見てみると、想像以上にすり減っていた。「後ろのタイヤはまだいける」と思っていたが、実際にこうして確認すると、かなり摩耗していたのがわかる。「やっぱり目で見てみないとわからないものですね」と店主さんも話されていた。

タイカン タイヤ

それにしても、改めて眺めると、ポルシェのタイヤって本当に太い。迫力がすごい。

完全に私の街乗りにはオーバースペックなタイヤであることは重々承知している。しかし、このタイヤがポルシェの高性能な走りを支える重要なパーツのひとつであることを、実際に目で見て改めて実感できたのは貴重な経験だった。

タイカン タイヤ

タイカンの新品タイヤ

タイカンのタイヤ交換

そして、1時間後。あっという間に交換が完了。お値段は、タイヤの金額と工賃あわせて29万円。良心的なお値段で交換していただけてよかった…!

その後クルマに乗り込み「どんな風に乗り心地や走りが変わるんだろう?」という期待でワクワクしながら、走り出して2秒後。

めっちゃなめらか!そして、めっちゃ静か!!!

タイヤだけでこんなに違うのか…!」と驚くほどの変化だった。

ちなみに、東京へ行く直前に空気圧をパンパンに調整してもらった際の感覚とはまた違っていて、驚きのあまり夫にメールをしてしまったほど。

タイカン タイヤ

私は普段、タイヤの違いにあまり気づかないタイプなのだが、それでもはっきりわかるくらいの違いがあったので、相当な違いがあるということなのだと思う。

その日の午後、夫もこのタイカンで芦有ドライブウェイを走りに出かけたが、帰宅後、こう言っていた。

「全然違う!ハンドリングまで違うわ!ここまでタイヤの違いを感じたのは初めてやわー!」と。

タイヤって大事。
わかっていたはずだけど、今回のタイヤ交換で、改めてその大切さを痛感することとなった。

次のタイヤ交換時期(前輪)は、来年かなぁ…(お金ためておこうw)

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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