愛車タイカンが、初の大きなトラブルに見舞われた!
公開日:2024.07.05
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タイカンの充電エラー
愛車のタイカンが、初めての大きなトラブルに見舞われた。
ある日の夕方、タイカンで帰宅し、いつものように自宅の200Vの普通充電ケーブルを接続した。しかし、翌日の朝タイカンに乗ったところ、充電が全く増えていないことに気づいた。
「あれ?充電ケーブルがうまく刺さっていなかったのかな?」と思いつつ、その日も通常通り仕事でタイカンに乗り、夕方に帰宅。そして今度は慎重に充電ケーブルをさしてみたのだが、充電器側にエラー表示が出た。
そして、タイカンの充電表示も、エラーを示していた。
家に帰り夫に伝えたところ、早速タイカンと充電器を確認してくれたのだが、何度やっても「充電器が故障しているのか、タイカン自体に問題があるのか」の判断がつかなかった。(充電器はポルシェ純正だが、970パナメーラハイブリッド用のヤフオクで購入したので古いものなので)
とはいえ、この状態で原因が分からずに寝るなんてなんだか気持ちが悪かったので、その日の夜遅くにコインパーキングの普通充電スポットへ向かうことにした。
タイカンがエラーを示せばタイカンの故障、正常に充電できれば充電器の故障と判断できるからだ。
ところが、夜遅くに充電できる普通充電スポットが近隣に意外になく、車で20分程かけて普通充電のあるコインパーキングに行き、車を停め、充電ケーブルをさしてみた。
これで問題なく充電できたら、自宅の充電器が故障しているということ。タイカンの充電エラーが出たら、タイカンがおかしいということ。
おそるおそるタイカンの充電状況を確認したところ…タイカンに充電エラー表示が出てしまった。
あぁ…やはりタイカン側の問題だったか…。
このことが判明したところで、たった2〜3分のためにコインパーキングの料金を払い(笑)、その日は帰宅した。
タイカンの部品交換
翌日の朝、ポルシェセンターに連絡をし、その日中にタイカンをみてもらうことになった。
不幸中の幸いだったのは、充電はまだ50%ほど残っていたため、自走でポルシェセンターまで自走できたことだ。
到着後、担当の方から「リセットで解決するかもしれない」という説明を受け、私もきっとそれで直るくらいの軽度なエラーだろうと思っていたのだが、約30分後に「リセットでは解決せず、判明にはさらに時間がかかる」という旨が伝えられた。
とりあえず、パソコンを持参していたのでカタカタと仕事をさせてもらいながら、1時間後。
サービス担当の方より「タイカン内部のコンピューターにエラーがあり、これは部品ごと交換が必要だ」と告げられた。
わぉ!!!
800Vのシステム電圧を備えたタイカンは、誤作動による暴走を防ぐため、電圧、温度など様々な箇所で緻密な電子制御が行われているそうだ。素人目からすると、EVは一見シンプルに見える構造なのだが、実際は非常に複雑なシステムになっているとのことだった。
原因は特定できないが、何らかの原因でエラーが発生し、コンピューター自体が起動しなくなったそうだ。
ちなみに「私の充電の仕方が悪かったんでしょうか…?」と聞いてみたが、「そういうことでは無いと思う」とのことで、少し安心した(笑)
とはいえ、この部品はドイツ本国からの取り寄せとなり(これはポルシェあるあるだそう)、到着まで2週間程度、その後の交換作業に1週間程度、合計3週間の修理期間が必要との説明を受けた。
そしてその日は子供の幼稚園の迎えがあったため、一旦代車を借りて帰宅したのだが、ようやく昨日ポルシェセンターから部品取り寄せの目処が立ったとの連絡があった。
当初の想定よりも長くなり、部品到着まで3週間、その後の作業を含めると1ヶ月弱の入院となる見込みとのこと。
結構長い入院になってしまうんだなぁ。。
とはいえ、まぁ仕方ない。
なお、今回の部品交換費用については、保証期間内だったため無償での対応となった。加えて、他にも数件のリコール対応も同時に行われるとのこと。
保証は大切。
今回のことで、保証の重要性を改めて認識することとなった。高い買い物だからこそ、何かあったとしてもしっかりと守ってくれる安心感は何よりも大切だ。
あまり周囲でタイカンの大きなトラブルの話は聞いたことがなかったが、こうして時々思わぬハプニングもあるものなんだなぁと。最新技術を詰め込んだ車なのだから、そら構造も複雑になるだろうし、エラーが起きても仕方がないんだろう。
まあ、たまにはこんなこともあるさ、と気楽に構えつつ、これからも愛車と気長につきあっていければと思う。
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