ポルシェ パナメーラのフルブースト機能「スポーツ・レスポンス・ボタン」を使ってみた感想!
公開日:2018.08.15
スポーツクロノのダイヤル
パナメーラ購入の際、オプションで「スポーツクロノパッケージ」をつけた。スポーツクロノをつけると、ステアリングにダイヤルが装着され、このダイヤルを回すと、ノーマルモード、スポーツモード、スポーツプラスモード、インディビジュアルモードに瞬時にモードを切り替えることができる。
さらにこのダイヤルの中央には「スポーツ・レスポンス・ボタン」というスイッチがある。
「スポーツ・レスポンス・ボタン」は、スポーツプラスモードの更に上のモード。20秒間だけモードが発動し、エンジンおよびトランスミッションの設定が最大パフォーマンスを発揮する状態となる。 ディスプレイ内のタイマーには、モードの残り秒数が表示され、約20秒が経過するとその前に選択していたモードに自動的に戻る。(モード発動の途中で再度ボタンを押すと解除ができる)
ドラゴンボールのサイヤ人で例えると、
・ノーマル=サイヤ人
・スポーツ=超サイヤ人・・・軽い興奮状態になり、好戦的になる。
・スポーツプラス=超サイヤ人2・・・身体にまとうオーラがバーナーの炎のような激しいものへと変わる。
・スポーツ・レスポンス・ボタン=超サイヤ人3・・・筋肉が膨れ上がり、髪も針のように逆立つ。いわゆるムキンクスと呼ばれる形態。
のような感じだ。ただ、超サイヤ人3の場合はパワーは増すがスピードが大きく犠牲となってしまうが、「スポーツ・レスポンス・ボタン」はパワーもスピードも最強になるので、超サイヤ人3よりすごいかもしれない(なんの話やw)
恐怖を感じるほどの加速感
私がパナメーラ納車後にこのスイッチを押したのは、空いている高速道路走行中に1、2度しかないが、押すと一気にギアが2速か3速まで落ち、まるで後ろから強力な力で押されているかのような凄まじい加速をする。アクセルが軽くなり、車体まで軽くなった錯覚を覚えた。
その加速が凄まじすぎて、私は怖気づいてすぐにスイッチをきったので、おそらく2秒くらいしか味わえていないと思う(爆)。軽く恐怖を覚えるほどの加速だったので、速度メーターを見る余裕すらなく…ただあのまま踏んでいたら、かるく200km/hを超えていたのではないかと思う。
夫も先日、阪神高速湾岸線でこのスイッチを押してみたそうだが、こんな風に言っていた。
このスイッチを今までに何回か押したことがあり、既にそのパワーや加速は経験済なのに、押す度に毎回驚いてしまう。パナメーラのノーマルモードでも、アクセルをぐっと踏みこむと即座にキックダウンしすごい加速をするけれど、その比じゃない。とても20秒間踏み続けるなんて出来ないし、日本の道で20秒間踏み続けたら、間違いなく死んでしまう(;゚Д゚)
確かに…笑。
ネットにはこんな感想が
ネットで色々調べていると、このスイッチを押した感想を書いている人が何人かいたのだが(パナメーラではなく、911やボクスターなのと、年式も違うから若干感覚は違うのかもしれないが)概ねこのように書かれていた。
そしてPDK仕様車に装備されるモードスイッチ中央の「スポーツレスポンスボタン」これを押す事により最大20秒間に渡り最大加速を発揮できるとのこと。早速押してみるとおおっ!!!という感じで自動的にシフトダウンされ猛烈な加速をしました。ちょっとギミックな感じもしますが確かに効果は高いようです。
*出典:みんカラ らみい7のページ
押すとすぐさまスポーツレスポンスモードに入り、エンジンとギアボックスが最もスポーティーな設定に変わる。このモードが有効なのは20秒間で、メーターにカウントダウンが表示される。レーシングカーのオーバーテイクボタンのようでやや過剰な演出ではあるが、楽しかったのは事実だ。
*出典:webCGポルシェ・マカンGTS/718ケイマンGTS/911カレラGTS【試乗記】
「オーバースーストボタン」を押した時にはその変化は顕著で、20秒間回転数とともにブーストも上がるため「かなりな」加速とレスポンスを体感可能(なお、このブーストボタンの使用回数制限はなく、20秒経過したらすぐにまた押せる)。
*出典:LIFE IN THE FIRST LANE「ポルシェ718ボクスター試乗。ターボ化によってエンジン特性と性格が劇的に変化」
そして何より良かったのが、ステアリングの右下につけられたモード切替スイッチ。使い勝手が格段に向上したと思います。極めつけはセンターにあるスポーツレスポンススイッチです。俗にいうオーバーブーストボタンでして、プッシュすると車の性格が豹変します!まさしくジキルとハイド、ワンプッシで猪突猛進(笑) えげつない加速をします。これがまたとっても楽しいのです(^^♪
*出典:だからSやっちゅ~うねん☆〃
今回から20秒ブーストが付いたようです。これは試す場所を選ばないともし、凄かった時大変です。(ドキドキ)ボタンを押すと、メーターに秒数が出ます20秒限定 フルブースト0発進で試すと、凄い!速いです。全くタイヤが滑らずに前輪が浮く?そんな勢いで加速しました。これはタイヤにECOだし、加速はいい。速い。
*出典:718ボクスターS 試乗 2,500CC 4気筒 20秒フル・ブースト
という感じだった。高速道路ではなく普通の道で試した人も多いようで、いやはやすごいなぁー!
どんな場面で使うの?
この「スポーツ・レスポンス・ボタン」、どんな場面で使うのかと考えたが…正直サーキット以外で日本の公道では使う場面はないように思う。せっかくついているから、物は試しに使ってみるかな〜という程度だろうか。おそらく直線の多いドイツのアウトバーンや、ニュルブルクリンクといった直線の長いサーキットだったら、有効に使えるんだろうなー。あと、ワイルド・スピードに出てくるようなチキンレースをせざるを得ない時とか…(そんな時ないけど笑)
ただこの「スポーツ・レスポンス・ボタン」を押すことで、「普段味わっている走りは、そのポルシェが本来備えている能力のほんの数%、氷山の一角でしかない」と気づくことができるという点では、意味があるボタンなのかもしれない。
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