2週間ぶりに味わうタイカン|走るごとに感動が押し寄せるポルシェの走りを実感。
公開日:2024.04.09
子どもたちの春休み中は、実家に帰省していたので、しばらくタイカンに乗っていなかった。
納車以来、毎日のようにタイカンに乗っていたので、こんなに長い間タイカンに乗らなかったのは初めてだ。
そんな中、実家から自宅に戻り、約2週間ぶりにタイカンに乗ったときの感動は、今までにないものだった。
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他車との比較で分かる、タイカンのすごさ。
実家ではずっと、トヨタのコンパクトSUVに乗っていた。特に不満もなく、乗りやすくて日常使いには十分だと感じていた。もちろん、走りがスポーティーな車というわけではないが、かといって乗りにくいことはまったくなかった。
とはいえ、春休み中、両親と子どもたちを連れて旅行に行った際に、旅先で借りたレンタカー(トヨタのミニバン)は…接地感が薄く、足回りもハンドリングも心もとない印象で、エンジン音の割にはスピードが全然出ず、高速道路では走行車線を恐る恐る走る形となった。
そんな経験をしながら自宅に戻り、2週間ぶりにタイカンに乗ったところ、運転し始めて2秒で、感動した。その後も、走る度、曲がる度、止まる度、「やっぱりポルシェはすごい」という驚きが押し寄せ、震えるほど感動してしまった(笑)
ここ最近乗っていた車とは、正直、自転車と自動車ぐらいの違いがあるほどだった。
ポルシェは高級車ではなく高性能車だと言われるが、まさにその通り。ハンドルを握った瞬間から、まだ運転していないのにも関わらず「しっかり走る」雰囲気を醸し出し、その信頼性をドライバーに伝えてくれる。
電源(タイカンはEVなので)を入れて走り始めたときの、あの滑らかさ、接地感、足回りのしっかり感。
「いや〜やっぱりポルシェを一度でも所有してしまうと、簡単に他の車には乗りかえられなくなるなぁ…」と改めて感じた。
たまに乗るからこそ感じる、タイカンの魅力。
以前毎日タイカンに乗っていたときも、「タイカンはいい車だ」と思っていたが、しばらく乗らずに久しぶりに乗ると、改めてそのすごさが分かった。
人間の感覚なんて当てにならないもの。
直前に乗っていた車が基準になるので、同じ車に乗っても評価が全然変わってしまうことはよくあるが、最近乗っていた車とのギャップの大きさから、よりタイカンのよさを再認識した次第だ。
タイカンを含めたポルシェの魅力は、「どこまでも走りたくなる」こと。「走る・曲がる・止まる」の高性能さ、走ることへの欲求を最大限に満たしてくれる。
タイカンは(ポルシェは)、運転していて心が踊る、そんな特別な車なのだ。
タイカンの中の、かけがえのない時間。
また、こんなことも感じた。
実家では、仕事に行くときは電車を使っていたので、電車移動が続いており、座ることができれば仕事もできるし、電車移動も悪くはなかった。
でも、車の中で、自分だけの空間と時間を持つことも、とても大切。
周りには常に誰かがいて、雑念が絶えないところから、車に乗ることで自分だけの空間ができ、リセットされていく感覚。
昔は車を移動手段としてしか捉えていなかったが、車の中で一人でいるこの時間が、自分にとってはすごく重要で、頭を整理したり自分と向き合える貴重な時間なのだと気付かされた。
走行距離3,500km。これからも、タイカンと。
今回、12日間という比較的長い期間、普段乗り慣れたタイカンに乗らない生活を経験して改めて感じたのは、「愛車の価値は、たまに乗らないことで再確認できる」ということだ。
日常的に乗っていると、どんなに素晴らしい車でも、少しずつその良さを感じなくなってしまうもの。でも、しばらく乗らない期間を経て、また愛車に戻った時に感じるあの感動。
「やっぱりこの車は最高だ!」と実感できる瞬間は、とてもかけがえのないものだった。
これからも、時にはあえて愛車から離れる時間を作りながら、長いスパンで愛車との付き合いを楽しんでいきたいと思う。そしていつの日か、ポルシェ以外の車も自分のラインナップに加えて、より充実したカーライフを送れたら素敵だなと思う。
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