【ポルシェオーナーズファイル #16】ケイマン(981) 購入・オプション・走行レビュー
公開日:2019.07.06
④燃費
高速で12〜14km/h、下道でも10km/hは出ます。523iの燃費が悪いので、ケイマンの燃費を見た時はエコカーかと思いました(笑)
⑤乗り心地、のり味
乗り心地に関しては、細かく減衰調整ができるものがついており、ガッチガチから普通くらいの硬さまで調整できるようになっています。スポーツカーにしては乗り心地良いのではないかと思います。
ただ前述のとおり、バケットシートが装着されていることや、足回りが社外のものに変わっていることもあるため、純正のものを装着したケイマンとは乗り心地が違うと思われます。
乗り味に関しては、「523iが、重い車体を大きいエンジンでグイグイ余裕で押し出していく」のに対して、「ケイマンは、軽い車体に大きいエンジンでビューン」というようなイメージです。(語彙力がなさすぎるw)
523iは電子制御的な介入を感じることが多く、コンフォートモードだとアクセルをぐっと踏み込んでも加速にかなりのタイムラグがあります。スポーツモードにするとレスポンスがかなりよくなりますが、ケイマン程ではありませんでした。523iの前に父が所有していたE46 320iと比べてもレスポンスに遅れを感じました。
対してケイマンはMTで純粋なスポーツカーということもあり、クイックに反応します。
またサーキット走行では、やはり「ハンドリング性能」「ブレーキ性能」「剛性の高さ」が顕著に表れていると思いました。
ケイマン以外でサーキットを走ったことがないため比較はできないのですが「まだ曲がれるぞ、もっと踏ん張れ、まだブレーキ踏み込んでいいぞ」とケイマンに言われているかのような感覚でした。
クルマはまだ性能を出し切れていないのに、自分が対応しきれていませんでした。ごめんねケイマン、もっと運転上手くなるねがんばるよ。
⑥家族の反応
母は「まさかポルシェを本当に買うとは、、、」という感じでしたね。自分でもそう思います。父は嬉しそうでした。
別れた彼女にこの事を話したところ「馬鹿じゃないの」と言われました。そのとおりです。
⑦お気に入りポイント
エロい腰周りですね。あと、スポーツエグゾーストをオンにして、アクセルオフにしたときの「バババ」を聴いているときは、「生きててよかった」とさえ思います。
お父さんお母さんありがとう。
5)今後ポルシェを購入するなら絶対つけたいオプション
今の状態でも満足しておりますが、ヒールトゥが全然できず、特にオルガン式アクセルペダルということもあり大変やりづらいので「スポーツクロノパッケージをつけていればなぁ」と思います。(981の場合、スポーツクロノパッケージをつけていると、スポーツプラスモードにするとオートブリッピング機能がONになる)
が、甘えたこと言わずに、ヒールトゥができるようにがんばります!!!ベテランMTドライバーの皆様ご教授ください!
7)気になる部分
内装のオレンジのアクセントがあまり好きではないです。運転していたら気にならないんですけどね。
8)総評
内装のオレンジ以外全部好き!
9)あなたにとってポルシェとは?
「人生を豊かにしてくれるもの」ですね。
今まで523iを自由に使えるとはいえ父のクルマですので、輸入車の集まりやミーティングに参加したことなかったのですが、ポルシェを買ってから初めてミーティングに参加しました。新たな出会いもあり、これからもそうなってゆくだろうと思います。
ケイマンを買ってから仕事がいい方向に向かっていっているので、なにかご利益もあるかもしれません。
こいつを維持するためにも仕事頑張っていこうと思います。
〘ブログ管理人所感〙
今回レポートをお送り下さったオーナーの「たけ丸」さんは、なんとこちらのブログをきっかけに、ポルシェを購入されたと以前メッセージを頂きました。若くしてポルシェを購入し、これを維持するためにも仕事を頑張る。このたけ丸さんの真っ直ぐなクルマ愛と行動力に、胸が熱くなりました。たけ丸さん、有難うございました!
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コメント ( 7 )
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若くしてケイマンを買う,というのがすばらしいですね。
私は単にMT歴が長いだけの素人ですが,
> ヒールトゥが全然できず、特にオルガン式アクセルペダルということもあり大変やりづらい
についてオルガン式だからやりづらいと感じたことはありません。ケイマンに乗り始めるまでのクルマはすべて吊り下げ式でしたが,シフトダウンは直前の愛車B4とほぼ同じ感覚でOKでした。ちなみに私のケイマンはわざわざスポクロなしにしたものでした。
むしろつり下げ式と違ってペダルが下まであるので,かかとをひねる角度が小さくてすむという印象です。
あくまでひとつの可能性としてケイマン(ポルシェ)でヒールアンドトゥがやりにくいシチュエーションを考えると,ブレーキをごく弱くかけているだけで,そもそもヒールアンドトゥの必要がほとんどないような場面でしょうか。この場合,ブレーキペダルはかなり高い位置にあるので,当然ヒールでアクセルを踏むのはやや難しくなります。ポルシェの場合,ブレーキをしっかり踏み込んでいる状態でアクセルとの高さ関係がぴったりというのが私の印象です。
公道の峠道などでエンジン回転も中くらいでのんびり走っていてコーナー手前でスピードを落とす必要はないが,シフトダウンはしておきたいというときは,ブレーキをかける前にそのままつま先でブリッピングしてシフトダウンすればよいと思います。的外れでしたらごめんなさい。
PorscheDreamerさん
有難うございます!
たけ丸さんにも、コメントの件お伝えさせていただきます!
>ポルシェの場合,ブレーキをしっかり踏み込んでいる状態でアクセルとの高さ関係がぴったりというのが私の印象です。
夫もPorscheDreamerさんと同じことを言っておりました。ポルシェの設計の奥深さと、普段は氷山の一角しか実感できてないんだろうなぁということを改めて実感しました。
いつも勉強になるコメントを頂き本当に有難うございます!
PorscheDreamerさん
はじめまして!
このケイマンのオーナーのたけ丸と申します。
PorscheDreamerさんの想定したシチュエーション、全くそのとおりでございます!!!!
普段の街乗りで止まるときや減速のときに、PorscheDreamerさんのおっしゃるようにヒールアンドトゥの必要がない場面で練習してみようとやっていたので、ブレーキはかなり浅いです。
ガッツリブレーキが掛けられる状況じゃないとヒールアンドトゥの練習は難しそうですね、、、。
大変参考になりました!PorscheDreamerさんありがとうございました!!
たけ丸さん,はじめまして。
Minaさん
Minaさんをさしおいてコメントを返してしまってよいのかどうかわかりませんがご容赦下さい。
大昔をちょっと思い出して見ました。
練習としては,停車した状態(エンジンOFFでもできる)でブレーキを踏み,その力を変えない状態でかかとを右側にひねるというのをやったように思います。うまくできたら走行中の減速時に同じように試してみる。
次はやはり停車したまま(エンジンをかけ,ニュートラルでサイドブレーキはひいたまま)でブレーキを踏み,その力は変えないようにしたままヒールでアクセルを開ける練習。ふつうにアクセルを踏むのと同じようにヒールで好きなだけアクセルを踏めるようになればOK。
それとはどのくらいの速度の時に各ギアでどのくらいの回転数になるのかはだいたい把握しておくと良いですね。一定速度で走行中にふつうにトゥでブリッピングしながらショックのないようにシフトダウンできるようになればOKでしょう。高速道路で80km/hくらいだったら(もちろん周りへの注意はおこたらないようにできる範囲で)6→5→4→3→2速と落としてまた上げて,とやりながら走ったものです。いや当時のクルマは5速までしかなかったな。
PorscheDreamerさん
>Minaさんをさしおいてコメントを返してしまってよいのかどうかわかりませんがご容赦下さい。
いえとんでもございません!!こちらこそ、私もわからないことが多々ありますので、
こうしてコメント頂けてとても嬉しいです!
引き続きよろしくお願いいたします。
たけ丸さん、PorscheDreamerさん、Minaさん
こんばんは!
はじめまして
興味深いお話です。
ヒールトゥ カッコいいですものね( ^ω^ )
私も鍛錬中です。
サーキットでは
出来ればスムーズかつ安全に
減速できますので
なかなか
上手く決まらないのが
残念ですが
これは練習あるのみですね
お互いに頑張りましょう( ^ω^ )
PorscheDreamerさん
練習方法まで事細かくご教授いただき大変嬉しいです!ありがとうございます!
早速練習、、、と言いたいところですが、実はコンビニでケイマンぶつけられてしまい、、、。
修理から帰ってくるまでお預けです!!
アセットコルサとハンコンで練習します!!!
Caraさん
うまく決まった時はめちゃくちゃ気持ちいいんでしょうねぇ!
その気持ち良さのために頑張ってまいります!
頑張りましょう