ポルシェを買えるようになるための3つの重要なマインドセット

ポルシェのエンブレム
ポルシェの買い方

このブログやライブ配信で、過去に何度かこのようなポルシェを買えるようになるための考え方などは紹介してきているが、今回、あらためて、最近、私が思うことを述べてみたいと思う。

はじめに:ポルシェ購入への道

ポルシェを手に入れることは、多くのクルマ好きにとって夢のひとつだろう。

しかし、その道のりは決して平坦ではない。新車のポルシェとなると、ボクスター、ケイマン、マカンといった比較的手の届きやすいモデルでさえ、オプションを含めると1000万円を超えることが多い。では、どうすればこの夢を現実のものにできるのだろうか。

981ボクスターGTS

忘れもしないマイファーストポルシェ 981ボクスターGTSの納車日の写真

私は長年ポルシェに魅了され、実際にオーナーとなった経験から、ポルシェを手に入れるために必要な3つの重要な要素があると考えている。もちろん、この3つ以外にも沢山の要素はあるが、その中でも特に重要と思う3つを選んでみた。

これらは単なる財務的なアドバイスではなく、むしろ心構えや生き方に関わるものだ。今回は、この3つの秘訣について詳しく解説していきたい。

1. 妬まないこと:成功の第一歩

ポルシェを手に入れるための第一の秘訣は、妬まないことだ。これは一見、クルマの購入とは無関係に思えるかもしれない。しかし、成功への道を歩む上で、この心構えは極めて重要なのだ。

人間誰しも、多少は他人を羨ましく思うことがあるだろう。しかし、ポルシェオーナーや成功者を見て、純粋に「良かったな」と思える人と、妬みの感情を抱く人では、その後の人生の展開が大きく異なってくる。

ポルシェの納車シーン

自分より成功している人、豪邸に住む人、高級クルマを乗り回す人を見て、妬まずに「自分もそうなりたい」と前向きに捉えられる人こそ、成功の予備軍なのだ。これは、ポルシェオーナーたちに共通して見られる特徴でもある。

妬みの感情は、自らを成功のグループから遠ざける行為に等しい。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、自分の周りに成功者が現れることは、自分もその予備軍であることを示唆している。そのチャンスを妬みによって逃すのは、非常にもったいないことだ。

したがって、誰かの成功を目の当たりにしたとき、妬むのではなく「良かったな!」と思い、自分もそうなりたいと願う心を持つことが重要だ。これが、成功への第一歩となるのだ。

2. 節約よりも収入増加を重視する

ポルシェを手に入れるための二つ目の秘訣は、節約ではなく、収入を増やすことに注力することだ。多くの人は高価なものを手に入れたいと思ったとき、まず節約を考える。しかし、これは近道のように見えて実は遠回りだと私は思う。

節約に走ることは、心理的に「これ以上稼げない」という諦めの表れでもある。収入を増やせると信じているなら、節約よりも収入増加の方法を考えるはずだ。もちろん、節約も大切だが、それは二の次だ。まずは収入を増やすことに全力を注ぐべきなのだ。

サラリーマンの中には「いくら頑張っても給料は増えない」と諦めている人も多いだろう。確かに、同じ仕事を続けていては大幅な収入増は見込めない。しかし、ここで考え方を変える必要がある。

単に残業時間を増やしたりするのではなく、圧倒的な成果を出すことに注力しよう。そして、その成果を上司や経営陣にしっかりとアピールすることが重要だ。時間を切り売りするのではなく、自分の成果を会社に買ってもらうという感覚で仕事に臨むのだ。

それでも評価されないなら、転職、副業、起業すら視野に入れるべきだ。
会社なんていくらでもある。自分の価値を正当に評価してくれる環境を探すことも、収入増加への重要なステップとなる。

要するに、ポルシェを手に入れるためには、単に節約するのではなく、積極的に収入を増やす方法を模索し、行動に移すことが重要なのだ。

生月大橋とポルシェ911

3. 心の底から欲しいと思うこと

三つ目の秘訣は、一見シンプルだが非常に重要だ。それは、心の底からポルシェを欲しいと思うことである。

多くの人は「ポルシェが欲しい」と言う。しかし、本当にポルシェを手に入れる人と、そうでない人では、その欲求の強さが全く異なる。単に「あったらいいな」というレベルではなく、心の底から湧き上がるような強い欲求が必要なのだ。

ポルシェの鍵

まだポルシェを買えなかった時に、新婚旅行のドイツで借りたポルシェの鍵。帰国後もずっとこの写真を眺めていた。

本当にポルシェが欲しい人は、どんな障害があっても諦めない。家族の反対、駐車場の問題、経済的な制約…これらの問題を乗り越えるために、あらゆる努力を惜しまないのだ。たまに、「妻が反対するので・・」とか「駐車場に入らないので・・・」程度の些細な問題で諦める人が居る。
私からすれば、そんな程度で諦めるなら本当に欲しいと思っていない、としか思えない。

このレベルの欲求は、単に「強く思う」だけでは足りない。それは自然に湧き上がってくる感情であり、何らかの行動を起こさずにはいられないほどの強い欲望なのだ。

もし、そこまでの欲求を感じないのであれば、それは本当はポルシェを欲していないのかもしれない。その場合は、無理に欲しがる必要はない。真に欲しいものを見つけることも、人生において重要な課題だからだ。

結論:ポルシェオーナーへの道

ポルシェを手に入れるための3つの秘訣、「妬まないこと」「収入増加に注力すること」「心の底から欲すること」。これらは単なるクルマ購入のテクニックではなく、人生の成功へと導く重要な指針でもある。

これらの秘訣を実践することで、単にポルシェを手に入れるだけでなく、より充実した人生を送ることができるだろう。私の周りのポルシェオーナーたちの多くに共通して見られるこれらの特徴は、彼らの成功の源泉でもあるのだ。

最後に強調したいのは、これらの秘訣は一朝一夕で身につくものではないということだ。
日々の生活の中で意識し、少しずつ実践していくことが重要だ。そうすることで、いつの日かポルシェのステアリングを握る自分の姿が、現実のものとなるだろう。

Hiro

Minaの夫です。 ファッションやステータスシンボルのためにクルマは乗りません。運転して楽しく、工業製品として優れ、作り手の意思が感じられるようなクルマを好...

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  • コメント ( 8 )

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  1. いつも拝見してます。

    いつも楽しく拝見してます。ありがとうございます。

    私も同感です。本当に欲しいなら+買ってしまえ!だと思います。

    嫁にだまって意を決して、20年位前に996後期GT3を購入したことを思い出しました。

    起業したばかりで当時は給与30万そこそこだったと思います。それでも個人でカーローンってできちゃいます。
    これだけ信用のかけらもない状態でローンて通るんだーと驚きもありました。

    仕事をめちゃくちゃ頑張るプレッシャーにもなりました。家内にも滅茶苦茶怒られた記憶も、いい思い出です。

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    • HiroHiro

      いつも拝見してます。さん、こんにちは!

      ほんとに「本当に欲しいなら+買ってしまえ!」ですよね。
      買ったら何とかなるんです。いや、人間、何とかしょうとするんですよね。
      車なんて換金性が高いし、いざとなれば売ればいいだけなので、欲しい人はもっと思い切って行動してほしいなと常々思います。

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  2. 森下直彦

     まさにその通りです。
    自分はトラックの整備士してますが、3年前に991.1カレラ購入しました!
    自分もどうやって財産作ろうか考え若い時はバイトを掛け持ちし20代半ばから株を始め今は、
    仮想通貨と株で年収以上の額を稼げるようになりました!
    何でも好きな事は動かないと始まらないですよね!

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    • HiroHiro

      森下直彦さん、こんにちは!

      素晴らしい体験を共有いただきありがとうございます!
      仰るとおり、何事も行動してみることからですよね。
      この体験が、こらから買おうとしている人に届いて欲しいです!

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  3. ao

    毎回楽しく拝見しております。今回の内容も、まさにその通りで同感です!いつも感心しております。

    私は現在45歳ですが、20年前の25歳の時に起業しました。理由は当時、20代前半の時にメルセデスベンツの新型SL(R230型)が発表されてとても憧れまして、人生の目標は「30歳までにヤナセで新車のSLを買う!350でもいいから買う!」と決めました。ただ、このままでは達成できないと判断し起業に至ります。

    当時、周囲の人間には若造が不可能な目標言ってるな~ぐらいに思われており、もちろん貯金もなく起業資金は親や親戚に土下座して借りましたw
    幸いなことに周りの人間に恵まれ、1年で完済し2~3年後の28歳くらいには「SL55AMパフォーマンスパッケージ」が納車されました。
    あの時は車が欲しい一心で、SLの新車に乗ってる自分を想像して日々いろんな努力をしていたことを今回の記事で思い出しました。

    SLの納車の際に乗り換えた、フルローンで無理して買った中古のBMW318is(E36)もMTで良い車だったのも同時に思い出しましたw
    現在は991前期のカレラ4S(左MT)を気に入ってずっと所有してます。

    アウトバーンを走りたくて一人でドイツ旅行も行ったことがありますが、ポルシェのレンタカーは当時の自分には料金が高く、仕方なく安いレンタカーを手配したらフィアットが貸し出されたので、アウトバーンをアクセル全開でもベンツ・BMW・アウディに抜かれ、「くそ~、ポルシェなら抜かれないのに~!」と舌打ちしながらポルシェミュージアムに向かったのも良い思い出です。

    話が逸れてしまい、失礼しました!
    心の底から本気で欲しいものであれば行動すると私も思います。行動しない理由を自分自身に言い訳を考えるようでは本当に欲しいものではないと思いました。

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    • HiroHiro

      aoさん、こんにちは。

      SLにE36と、とてもクルマの趣味が私と共通点が多くて親近感を覚えてしまいました^^
      しかし、一人でアウトバーンを走りに行かれるとか、やはり起業される方は行動力が違いますね。

      そういうところに、上手くいく人と、そうでない人の違いがあるように、あらためて感じました!
      その原動力も本当に欲しい、手に入れたいと思うからで、やはり行動できない人はそこまで思ってないんだと思います。

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  4. オコジン

    いつも楽しく拝見させていただいています。
    今私は50代ですが、30代でポルシェを購入してからマインドが変わりました。中古の986ボクスターだったのでサラリーマンでも十分購入可能でしたが、購入時にはかなり思い切った決断をした感覚がありました。
    ポルシェに乗るようになってからは、人と同じ行動をすることに疑問を感じるようになり、リスクを受け入れられるようになりました。
    何もしないことが人生とってれだけ危険であるか理解できるようになりました。
    こうしたマインドの違いが格差になって表れている気がしています。

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    • HiroHiro

      オコジンさん、こんにちは!

      ポルシェを買ってからマインドや、人生が変わったという話は本当によく聞きます!
      やはり一流のモノを持つことで、意識が変わり、そして付き合う人も変わり、行動も変わるからではないかと思います。

      オコジンさんのような方のお話はよく聞くので、またブログでそういうお話などをまとめて、いつか記事にしてみたいなと思います。

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