ポルシェが「新型カイエンクーペ」発売を正式に発表! – 現行カイエンとデザイン比較も
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新型カイエンクーペ
ポルシェは、3月21日にシュトゥットガルトで開かれたワールドプレミアにて、カイエンクーペの発売を正式に発表した。カイエン3代目にして、ついにクーペモデルが加わったのだ。
このカイエンクーペには、昨年発売された新型カイエンのすべての技術ハイライトが含まれている。またそれらをさらに進歩させた技術と、よりダイナミックなデザインが特徴だそう。
よりスポーティなデザイン
カイエンクーペは、ルーフからリアにかけてのラインがより滑らかなデザインになっていて、カイエンよりもダイナミックでスポーティなモデルとしての位置づけだ。
独特のクーペシルエットを強調するルーフスポイラー、フロントウインドスクリーンとAピラーは、カイエンよりも浅く設計されている。ルーフエッジは約20mm低くなり、再設計された後部ドアとフェンダーにより、ショルダーラインは18mm広がり、全体的に筋肉質な印象になった。
後部のナンバープレートはバンパーに統合されているため、車両の重心がより低く見える。
現在のカイエンターボには、リアガラスの下に、速度に応じて電動で稼働する「アクティブ・スポイラー」が採用されているが、各カイエンクーペモデルのルーフスポイラーにも、同じくこれが採用されている。
新しいアダプティブリアスポイラーには、ポルシェ・アクティブ・エアロダイナミクス・システム(PAA)というシステムが装備されており、スポイラーは、時速90km以上で135mm伸びてリアアクスルへの接触圧を高め、同時にPAAがダウンフォース効率を高める。
新しいカイエンクーペには、2.16㎡のパノラマ式固定ガラス屋根が標準装備されており、ローラーブラインドをしめることで、日光や寒さを防ぐことができる。また、ルーフのセンターシームは、ポルシェ911GT3RSと同様、特徴的な外観イメージを与えている。
軽量スポーツパッケージの中には、カーボンルーフ、Sport Designの機能、新型の軽量の22インチGTデザインホイール、クラシックチェックファブリックのシートセンター、インテリアのカーボンとアルカンタラのアクセント、スポーツエグゾーストシステムが含まれている。
ちなみに、通常のカイエンと比べてみると、デザインはどう違うのか。まずは、カイエンの横アングルがこちら。
次に、カイエンクーペがこちら。
確かに、ルーフラインがよりなめらかでスポーティな印象になっている。次に、斜め後ろからみたカイエン。
お次は、斜め後ろからみたカイエンクーペ。
カイエンクーペ、かっこええなぁ〜。っていうか、リアのテールライトの部分だけ見ていると、だんだんパナメーラに見えてくるw
カイエンクーペは4人乗り?
記事を読んでいると「カイエンクーペには、4人が快適に乗車できる、リアには2つの独立したシートがある」と書かれているので、通常は4人乗りのようだ。カイエンよりも30mm低く、スポーティで低いシルエットにもかかわらず、後部座席にも十分な余裕があると。
ただ「as standard」と書かれているので、オプションで、4+1シートが選べるようになるのか。夫がドイツのポルシェのコンフィギュレーターで確認してみたところ、4+1シートが選べる(無料で?)ということだが、
これは正直日本に来てみないとわからないなぁ。
トランク容量は625L、日常遣いには十分な大きさだ。後部座席が折り畳まれると1,540Lまで容量は増える。(カイエンターボクーペは600Lから1,510L)。
このカイエンクーペに関して、市場に登場するのが決まっているのは、2つのエンジンを搭載したモデル。まずは「3.0L6気筒ターボエンジン」搭載、最高出力340PS、最大トルクは450Nmのノーマルモデル(?)と、「4.0LV型8気筒ツインターボエンジン」搭載、最高出力は550PS、最大トルク770Nmのカイエンターボクーペモデル。
カイエンターボクーペは、パナメーラターボと同じパワートレインということらしい。
標準装備には、パワーステアリングプラス、20インチのアロイホイール、後退カメラを含む前後のパークアシスト、ポルシェアクティブサスペンション管理(PASM)、そしてスポーツクロノパッケージが含まれる。
このカイエンクーペ、本国では今すぐ注文が可能で、5月末から販売となるそうだ。日本では、いつから試乗、予約ができるようになるんだろう。
ちなみに夫は、このカイエンクーペにかなりの興味を示しており(昨年試乗した新型カイエンがかなり良かったので)、
「カイエンクーペが出たら、ほしいなぁ…パナメーラと入れ替えるか…」
などとぶつぶつ言っていた。
果たして、どうなることやら!カイエンクーペが日本にやってくるタイミングなど含め、今後の発表も楽しみに待ちたいと思う。
*記事・画像出典:Porsche presents the Cayenne Coupé
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コメント ( 2 )
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Minaさん
パナメーラと入れ替えられてしまったら寂しいような気もしますが・・・確かにカイエンクーペいいですね!
気になってサイト見てみました。アメリカではカイエンクーペは$75000、ターボだと$130000のようです。コンフィギュレーターやってみたら当然プラス$30000-40000になってしまいました。2+1は記事の通り無料で変更可能でした。このサイズの車なら2+1をスタンダードとするほうが理にかなってると思うんですが、そこはスポーツカーメーカーとして譲れないんでしょうね。
うちのパナメーラ4Ehybridは順調です。少し暖かくなりバッテリーの航続距離も伸び(30kmちょっとだったのが40km程度)、4ヶ月で5000kmを超えてエンジンも気持ちよく回るようになってきました。特にトラブルもなく、オイルも減ることなく快適です。最近の悩みはどうしても避けられない飛び石の傷。このサイト参考にして自分でちょこちょこ直してますが、フィルム貼ればよかったかな〜とちょっと後悔しつつも思ったより綺麗になおるんでよしとしてます。車間をとるくらいしか防ぐ方法は思いつきませんが何か(フィルム以外で)対策されてますか? https://www.youtube.com/watch?v=Uz-zW-cLdUs
SNさん
>パナメーラと入れ替えられてしまったら寂しいような気もしますが・・・確かにカイエンクーペいいですね!
あ、でも、これは夫が独り言レベルで言ってるだけなのです(笑)でも、確かにパナメーラがいなくなると思うと、存在感が大きいからこそ、
少しさみしいですね…
アメリカのカイエンクーペのサイト、早速見てくださったのですね!
しかも貴重な情報をいただき有難うございます!
カイエンターボクーペはやはりめちゃくちゃお高いのですね…!
でも、2+1シートが、無料で変更できるのは、やはりそのあたりポルシェもしっかり考えているのだなと思いました。
パナメーラ4Eハイブリッド、エンジンも気持ちよくまわると、さらに楽しく快適なのでしょうね、ほんとに最近ハイブリッドには興味津々です!
>飛び石の傷。このサイト参考にして自分でちょこちょこ直してますが、フィルム貼ればよかったかな〜とちょっと後悔しつつも思ったより綺麗になおるんでよしとしてます。車間をとるくらいしか防ぐ方法は思い>つきませんが何か(フィルム以外で)対策されてますか? https://www.youtube.com/watch?v=Uz-zW-cLdUs
飛び石…そうですよね、わが家のパナメーラは特に何もしていないので、バンパーあたりによく見ると細かいキズがついています。。
夫はボクスターでも、かなりキズがついたと言っていて、今回のGT3ツーリングには、絶対プロテクションフィルムをはるといっていました。
日本では、プロテクションフィルムはっている人の話は結構聞くので、はっている方が多いのかもしれないです。
このネタ、きっと気になっている方が多いと思うので、またブログでも聞いてみますね!