ポルシェ初の電気自動車「タイカン」命名を受け、ポルシェ車の名前の由来を調べてみた。
公開日:2018.06.28
*画像出典:スポーツカー誕生70周年の会場で発表──新しいスポーツEVの名は「タイカン」
「Taycan(タイカン)」に決定!
少し前のニュースで、ポルシェ初の電気自動車「ミッションE」の正式名称が「Taycan(タイカン)」に決定したと報道されていた。しばらくは「テイカンと読むのか、タイカンと読むのか…」みたいな声もあったりけど「タイカン」で決定らしい。
来年から生産開始だそうだが、最高出力は600psを超え、0→100km/h加速は3.5秒以下。航続距離は500kmに達するという。(でも自宅で充電するには、ちょっと工事せないかんのやろな)
意味は、「生気あふれる若馬」
「Taycan(タイカン)」とは、ポルシェのエンブレムの中央にいる跳ね馬のイメージに基づいたもので、「生気あふれる若馬」を意味している。ポルシェのマーケティングチームが、既存ラインナップとの相性、各国での言語的な意味上のチェック、商標の確認など調べるのに2年を要したそう。
すごい…一つの車のネーミング決めるのに2年( ゚д゚ )
各国での言語的な意味上のチェックで思い出したのだが、「近畿地方」の近畿は、英語の「Kinky」とほぼ同じ発音で、しかもKinkyは「(性的に)変態」という意味らしく…
つまり近畿大学は英語で訳すと「異常性欲大学」となるので、近大は、英語表記の名称を変更しようと検討中というニュースを見たことがある。
ポルシェの車の名前が、後々そんなことになったら大変だもんな…今回マーケティングチームは総力を上げて、隅々まで調査をしたんだろうな。
ポルシェの車名を整理してみた
でも、ポルシェの車名って、あまり統一感が無いような気もするなー、ということで、ポルシェの車名を表にしてみた。(自分、表にするの好きやなw)
【車のレース系】
・Carrera→1950年から1954年にかけてメキシコ合衆国で行われた公道を使った自動車レース カレラ・パナメリカーナ・メヒコ(Carrera Panamericana Mexico)
・Panamera→同じく、カレラ・パナメリカーナ・メヒコ
【動物系】
・Cayman→アリゲーター属の爬虫類であるケイマン(ワニ)
・Macan→インドネシア語で「トラ」
・Taycan→生気あふれる若馬
【車の成り立ち系】
・Boxster→ボクサーエンジンを搭載したロードスター
【その他】
・Cayenne→赤唐辛子(カイエンペッパー)に由来する刺激
全体的に見て、なんとなく分かるような気もするけど、なんでカイエンだけ唐辛子なんだろう…( ゚д゚ )
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