「クルマ好き」を、ざっくり4つのタイプに分けて考察してみた。
公開日:2019.10.19
乗らないけど、車が好き
先日ブログに、このような内容のコメントを頂いた。
私は、恐らくご主人とは違うジャンルのクルマ好きで、ツーリングにも誘われますが、全然行けなくて、実際納車半年のGT3も800km程度。でもね、クルマは好きなんです。本当なんです。鉄オタで言う「乗り鉄」ではないんです。でも一体これがどういうクルマ好きなのか、自分では分析出来ませんが…。
と。
なるほど、一言で「クルマ好き」と言っても、実際は色々なタイプの人たちがいるもんなぁ。そんなことを思いながら、このコメントについて夫に話してみたところ、
そやな〜クルマ好きと言っても、僕みたいに「運転するのがとにかく好き」という人もいれば、「所有することそのものが好き」っていう人もいるもんなぁ。クルマ好きのタイプ分けとか考えてみても面白いやろな。
ということだったので、この点について少し考えてみることにした。
クルマ好きタイプ分け
夫が言っていたように、まずは「運転好きタイプ」と「所有好きタイプ」に分け、それぞれをさらに2つに分けることにしてみた。当然のことながら、もっと細かく分けられると思うし、単純に一人の人が一つのタイプのみに当てはまるわけではないけれど、今回はおおまかに4つに分けて考えてみたい。
ではまず、「運転好きタイプ」と「所有好きタイプ」の特徴について。
◼︎運転好きタイプの特徴
・クルマは走らせてなんぼ
・走ってクルマが多少汚れても、また洗えばいい
・クルマを自分で運転するのが好き
・車選びは、走りの性能を最も重視する
・愛車を買うと走行距離はすぐに1万キロを超える
・マニュアル好き
・クルマの構造に興味があり、結構詳しい
◼︎所有好きタイプの特徴
・クルマを購入することそのものが好き
・愛車はキレイな状態でガレージに置いておきたい
・愛車をいつまでも眺めているのが好き
・車選びはデザイン重視
・愛車を買っても走行距離はあまり伸びない
・車で一度に何百キロの長距離移動はあまりしない
・クルマを購入した途端、もう次のクルマの購入を考えている
のような感じかな。そして、運転好きタイプの中でも「ツーリング」と「サーキット」にわけ、所有好きタイプの中でも「鑑賞」と「お披露目」に分けてみたので、少しご紹介したい。
①運転好き – ツーリングタイプ
クルマを自分で運転することが好きで、特に一般道やドライブウェイをツーリングするのが好き。休日になるとツーリングに出掛け、気持ちよく走れる道を日々発掘し続けている。走行距離は、1年で1万キロは軽く超え、そのツーリング熱は何万キロ走っても冷めることは無い。
②運転好き – サーキットタイプ
サーキットにて、クルマの持つ性能を最大限発揮させた走りを体感し、突き詰めるのが好き。1秒でも、0.1秒でも、ラップタイムを速くするため、サーキットでの自主練は欠かさないし、自宅ではカーレースゲームをハンコンで操作しながら、日々運転技術を磨いている。クルマに尋常じゃないほどお金をかけている。
③所有好き – 鑑賞タイプ
クルマを所有する、買うことが好きで、自宅のガレージで愛車を眺める時間が大好き。雨の日には絶対愛車を走らせることはしないし、晴れの日であっても「運転したい!」という欲はあまりなく、芸術品をコレクションしている感覚でクルマを所有している。
④所有好き – お披露目タイプ
クルマを所有するのが好きで、美しいデザインの自分の愛車を、他の人にも見てもらいたい思いが強い。デザインが美しいクルマが好きで、休日になると、クルマ好きが集まる場に足を運び、愛車を披露しにいくことが多い。
…のような感じだろうか…ってめちゃめちゃざっくりやけどもw 夫は、
この分類のそれぞれに、あとはカスタム好きかどうかという軸(Z軸)がある感じかなぁ。だから、本当は3次元グラフで表したいところやけどな。
と言っていたが、このブログでアンケートをとって、データをもとにタイプ分けをすると、信憑性があって面白いんだろうなぁと思ったりもした。
そして、肝心の私はというと…車は好きだし、おそらく一般的な女性に比べると相当な車好きには入る方だけど、夫を含め周りが狂った人ばかりなので「私みたいな分際でクルマ好きなんてとても言えないなぁ…」(いや別にそんな遠慮することないんやけど)なんて思ってしまう今日このごろである。
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コメント ( 8 )
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ぼくは全てのカテゴリーに当てはまります。
ご主人もなんやかんやそうでは?と。
僕が思うに、3→4→1→2という順で深くなっていくというか進んでいく気がします。
結果1,2の方でもガレージでいつまでもみてられると思うんですよね。
2のカテゴリーのかたは3.4.1全部当てはまるイメージw
で2の先にレースカーまで買って、レースに出る。さらに先にレースチームもっちゃう。 みたいな方向?w
だから
ポルシェもフェラーリも様々な顧客ニーズに対応するために、ノーマルからターボ、GTシリーズ、さらにはRSそのさきに、ポルシェカップカーやフェラーリチャレンジ、フェラーリなんかはFXXやF1クリエンティ等のプログラムまで用意するんじゃないかと。
どこまでいけるかなーって終わりなき旅。
くるまにあさん
さすが、くるまにあさんの考察は鋭い!おっしゃるとおりですね。
>僕が思うに、3→4→1→2という順で深くなっていくというか進んでいく気がします。
本当にそうだなぁーと思いました。
ポルシェ好きの方が、次第にその魅力にはまり、気づけばポルシェカレラカップに出ておられるのもそういう流れですし、
車メーカーもそのことをよくわかって、モデルやフィールドを用意しているのですねー。
ほんとに、終わりなき旅ですね(笑)
初めまして。
私は③タイプですね。
997前期カレラSを所有してますが、月1回程度しか乗りませんし、
晴れの日を選んで乗ります。
よって走行距離も年間せいぜい2000㎞くらいでしょうか。
リセールを考えてあまり距離を延ばしたくない、コンディションを良好に保ちたい。
所有する喜びの方が大きいですね。
バーダックさん
初めまして、コメントを頂き有難うございます!
>私は③タイプですね。
そうなのですね!997カレラってめちゃくちゃ美しいですね。
最近、芦有で見かけることが多いのですが、じっくりと見ると、空冷らしさも残っていて、
シルエットも洗練されていて、本当に綺麗だなぁーーと思って見ています。
わが家は距離を走ってしまうので、リセールは期待できないですので、
その分長く乗ってあげる感じになるのかなぁと思いつつ…
でもどのような形であっても、オーナーに大切に扱われる車は幸せものですね^^
このブログは続々と楽しいトピックが出てきますね。
とりあえず現在の自分についてあてはめてみました。
「運転好き」の方が近そうなのはすぐに決まりました。
◼︎運転好きタイプの特徴
・クルマは走らせてなんぼ →距離ではありませんが
・走ってクルマが多少汚れても、また洗えばいい ○
・クルマを自分で運転するのが好き ○
・車選びは、走りの性能を最も重視する ○
・愛車を買うと走行距離はすぐに1万キロを超える →すぐには超えないが
・マニュアル好き ○
・クルマの構造に興味があり、結構詳しい ○
次の「ツーリング・タイプ」「サーキット・タイプ」の方が難しく,サーキットには行かないからツーリング・タイプかというと
・クルマを自分で運転することが好きで、 ○
・特に一般道やドライブウェイをツーリングするのが好き。 ○
・休日になるとツーリングに出掛け、 ×混雑しそうだし,早起きはきらい
・気持ちよく走れる道を日々発掘し続けている。 たまに
・走行距離は、1年で1万キロは軽く超え、 せいぜい1.5万km
・そのツーリング熱は何万キロ走っても冷めることは無い。 ツーリング熱というほどのものはない
という感じです。まあ,福岡から京都まで走るときに,最後の方だけ田舎道に回り道したり,金沢から京都なら敦賀からは一般道というような走り方もしますので,ふつうの人からするとツーリング好きとはいえます。
一方,サーキットは走りませんが,
・サーキットにて、 ×
・クルマの持つ性能を最大限発揮させた走りを体感し、 →自分の意図どおりにクルマが動くかどうかを体感し
・突き詰めるのが好き。 ○
・1秒でも、0.1秒でも、ラップタイムを速くするため、 →少しでもスムーズな動きを実現するため
・サーキットでの自主練は欠かさないし、 →通勤時の自主練は欠かさないし
・自宅ではカーレースゲームをハンコンで操作しながら、 →頭の中でシミュレーションしながら
・日々運転技術を磨いている。 →あまりうまくならないけれど,自分のクルマへの理解は深めている
という感じなので,「運転操作追求タイプ」ではあると思います。
そのうちリタイヤしたらサーキットも走ってみたいとは思うものの,当面はモータースポーツ観戦(それも最近はTV)のみです。
また「所有好き」でないことは明らかですが,人様のものを含め,(好きな)クルマを見ること自体は飽きません。
PorscheDreamerさん
いつも有難うございます!
そして、全てに当てはめて考えてくださって有難うございます^^
クルマ好きの方のお話をお聞きしていると、この4タイプ全てに結局あてはまるという方も多く、
クルマ占いというものは難しいなぁ〜と改めて思いました。
引き続きよろしくおねがいいたします!
おお、何気ないコメントからブログにしていただき恐縮です。
さて自分のタイプは②を散々やりつくしてからの③ですね。
1989年頃から2004年までの約15年間狂ったように走ってました。
競技会や草レース、ジムカーナなどトロフィーゲッターとして国産勢の中に輸入車で
表彰台に上る事を何よりも快感として、収入の全てをクルマと消耗品やカスタムに当てていました。
それがいつの間にか熱も冷め、運転するのも面倒くさくなってしまい
今じゃ
購入して乗り始めの2~3回で限界領域を試して(まあ半分クローズドな場所で)操安性やクルマの癖を掴むと
「このクルマだとあのサーキットで何秒くらいだな。」とか「時計を出すならこういう走りをすれば良いのだな」と
大体理解した時点で乗らなくても平気になります。
そして未知なるクルマの性能にワクワクして次なるクルマを物色するのです。
お披露目もツーリングも好きではないので③にしましたが鑑賞もしませんので汚れてても平気です。
と言うわけで③の中に分類が有ってその中の一つなのかもしれません。
非常に面白い分析に楽しませてもらいました。
ありがとうございました。
かず黄金丘陵さん
こちらこそ、ブログのネタをご提供いただき有難うございます(笑)
>さて自分のタイプは②を散々やりつくしてからの③ですね。
あ、なるほどそうだったのですね!
走り尽くして、やりきったからこそ、今があるという…!
人間にも様々なタイプがありますし、同じようにクルマ好きといっても、
十人十色というか、人の数だけタイプがあるんだろうなぁと思いました。
また何かおもしろそうなネタがあれば教えていただけたら嬉しいです(笑)
引き続きよろしくおねがいいたします。