サーキットの魅力にはまり、将来の夢はGT3!ーポルシェサポーターズfileVol4.木村友彦さん。
公開日:2018.08.26
皆さんこんにちは。「ポルシェがわが家にやってきた」ブログ管理人のMinaです。5月からスタートしたインタビュー企画もはやいもので第4弾。今回は、車好きで、サーキットの魅力にはまり、充実したカーライフを送っておられる大阪在住の木村友彦さんにお話を伺いました。
Chapter1.現在の愛車とカーライフ
1-1:現在の車について
ー木村さんが現在保有されている車は?
サーキット用に、フェラーリF430のレーシングカー『F430チャレンジ』と、BMWのM3、通勤用とサーキット用でマツダのNDロードスター NR-A、妻が普段乗る車でメルセデス・ベンツCクラス、息子用にMINIの計5台を所有しています。また以前妻用に、ポルシェのボクスターを所有していた時期もありました。思えばこれまでの僕の人生は、必死で仕事をして稼いだお金のほぼ全てを車につぎこんでいる状況です(笑)
ー奥さんにボクスターとは…羨ましい!
約3年前に初めて買ったポルシェが、ボクスターでした。僕は昔から「ポルシェGT3」に憧れていて「将来はGT3でサーキットを走りたい」と思っていましたが、一方で「初めて買うポルシェがいきなりGT3というのもなぁ…普通のポルシェも味わってみたいなぁ」とも思っていました。
するとある時、車にほぼ興味の無かった妻がボクスターを見て「あの車、とてもお洒落ね」と言い出しまして。「妻がそんな風に言うなら、これはGT3に一歩近づくチャンスだ!」と思い(笑)、ノーマルの981ボクスターを購入しました。
ー内装や仕様はどのような感じにしたの?
ボディカラーは白色で、幌と内装は赤です。妻が日常使いする車なので、スポーツクロノといった走りのオプションは一切つけていません。とはいえ、納車後初めてこのボクスターに乗った時に思いました。
「さすがはポルシェ、さすがはスポーツカーだ」と。
270馬力の素のボクスターなので、普段自分がサーキットで走る400馬力や500馬力の車と比べると遅いにも関わらず、めちゃくちゃ楽しかったんです。車体が軽いので走りが軽快で、エンジンはひっぱってフルに使えて気持よくまわってくれる、ドイツ車独特のステアリングフィーリングも素晴らしく、やはりポルシェはスポーツカーメーカーだと実感しました。
1-2:サーキットの魅力について
ー初めてサーキットを走った時のこと、覚えている?
はい、はっきり覚えています。走る前は大変緊張して「怖い…こんなの絶対走れない、とんでもなく場違いのところに来てしまった…」と思っていました。ところが一旦走ってみると、これがめちゃくちゃ楽しくて。「こんなに楽しいのか!もっとはやくサーキットを知っておけばよかった!」と思いましたね。
ーそこまで楽しいとは…サーキットの魅力とは何?
やはり「その車の持つ性能を最大限発揮できること」だと思います。普段、高速道路で飛ばすこともありますが、サーキットで限界に近いスピードで走るのとはわけが違います。初めてサーキットを走った時の車は「BMWのM3」でしたが、「こんな速いスピードで曲がることができるのか!」「M3ってこんなにポテンシャルがある車だったんだ!」と、感動しました。
街中で走るだけではなく、サーキットにつれてきてこそ、M3の持つ本来の実力を発揮できることを身を持って体感しました。M3は「まるで羊の皮をかぶったオオカミのようなセダン」と言われていますが、まさにそんな感じでしたね。
ーとはいえ、サーキット走行は怖そうなイメージが…
そうですよね。ただサーキット走行を経験した今では、一般道を運転するほうがよほど怖く感じるようになりました。サーキットを走っている人たちは、一般の方より運転テクニックを持っている人が多く、原則、マナーをしっかり守りながら走行します。万が一マナー違反をすれば、即大事故に繋がりますから。
一方街中は、免許をとりたての初心者から高齢者まで色んな人がいますし、バイクや歩行者もいます。しかも彼らは、こちらが予測できないような動きをするのでとても怖い。サーキットを走るようになってから、一般道ではより安全運転を意識するようになりました。
→【次ページ】 サーキットの面白さ、BMWで駆け抜ける喜び… |
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