スポーツカーに乗りたい夫が妻を説得する前に意識すべき大切な2つのこと

ポルシェの鍵
ポルシェの買い方

スポーツカーが欲しい夫の皆さん

先日、カーライフについてネットで色々と情報収集していた際、「妻子持ちの男性がスポーツカーを買いたいと思った時、どのように妻を説得するか」という記事をいくつか見かけた。

以前にも、yahoo知恵袋でこの質問している人が結構いて、「なるほど…世の中にはこんな悩みを抱える旦那さんが結構いるんだなぁ」と思ったが、実際このブログでも「クルマ購入の際に夫が妻を説得する」「妻をいかにして攻略するか」といった記事は常にアクセスが多い。

そして、「どのように夫が妻を説得したか」という記事の内容を見てみると、

・休みの日も積極的に家事を手伝うようになった
・たばこやお酒をやめた
・無駄遣いをしなくなった
・奥さんにプレゼントを贈る

など…皆さん色々と奮闘されていることが伝わってきた。

スポーツカーを買うなら、もっとお金を稼ぐ

そして夫に「世の中の旦那さんは、スポーツカーを買うために結構頑張ってはるんやなぁ」と話すと、夫はこんな風に言った。

確かに、今の状況で節約したりできることをするのも大事やと思うけど、共通して言えるのが『節約』や『ご機嫌取り』という選択肢ばかりやな。なんで「今より少しでも多く稼ぐ」という思考にならへんのかなぁ。
もっと稼いで、家にお金をいっぱい持って帰るようにしたほうが、奥さんはOKが出しやすいんじゃないかと思うんや。それが一番早い方法やで。
夫が稼げば、家事代行サービスやベビーシッターを頼んだりできるし、奥さんも今よりもっと楽が出来て自分の時間も増えて喜ぶと思うんや。
そうなれば、夫が多少好きにしようとも、何も言わんへんようになるんちゃうかな…少なくとも僕のまわりをみていると、そんな気がするわ。

と。

確かになぁ。世の中「お金がすべて」ではないけれど、結婚して生活するというのは綺麗事では済まされないことが多いので、お金はめちゃくちゃ大事だ。

妻としては、夫がスポーツカーを買うことで生活に支障が出るのは論外だし、支障が出ないとしても、そのせいで自分や子どもたちのために使えるお金が減って、何かを我慢しないといけなくなるのは、やっぱり嫌だ。

一度でもそういう経験を味わうと、スポーツカーそのものへのイメージが悪くなり、次に「またスポーツカーを買い換える」と言われたら、きっと大反対してしまう。

ポルシェ911GT3のメーター

あと、ネットの記事を見ていて思ったのは、「スポーツカーを買うまでは家事や育児を率先してやってくれていたのに、買った途端何もしなくなった」となると、結構やっかいだろうなぁと…。

もちろん、そういったことが習慣になり、特に苦もなくできるのであれば全然いいと思う。ただ結婚生活は長いので、無理してやっていた場合はそれがストレスになり、いつかはうまくいかなくなるのではないかなぁ。

だから、長い目でみて「これなら続けられるし、自分にもまわりもWIN-WINになる」ことに力を注いだ方が良いように思う。

とはいえ「実際に稼ぐといっても、すぐに給料がボンっと増えるわけでもないし、なかなか難しいよなぁ」と私が言うと夫は、

確かに、すぐにっていうのは難しいし、「独立している人ならまだしも、サラリーマンだと無理」って言われるかもしれん。
でもな、だからと言って節約してお金を浮かすことばかりを考えるのは違う。それは暗に『自分はこれ以上、稼げません』と自分の無意識に暗示をかけてるようなもんや。そりゃその時点で収入は増えへんわ。
お金を稼ぐ方法って一つじゃないやん。「自分が働いて稼ぐ」以外に、「人やモノに働いてもらう」「お金に働いてもらう」という方法もあるわけやん。
ブログで広告収入を得て「モノに働いてもらって」収入を増やしてもいいし、毎月貯金するんじゃなくて、その分を投資に回すという方法もあるやん。少し家計の足しにするくらいの金額なら、稼ぎ方なんて今のインターネットの時代、いくらでもあると思うんや。
それなのに「自分が(会社などで)働いて稼ぐ」ことにとらわれすぎている人が多いような気がする。だからまずは、そのあたりのマインドを変えることが大事な気がするわ。「稼ぐということから目をそらさないで」と世間のお父さんには言いたいな。

と言っていた。

妻にもスポーツカーを運転してもらう

続けて夫はこんなことを言っていた。

スポーツカーを買うのに反対する奥さんが多いというけど、「じゃあその奥さんはスポーツカーを運転したことがあるんか?」というと、ほとんどが乗ったことないと思うねん。
スポーツカーに乗ってみると、その気持ちよさや、乗用車との違いといったことを体感できると思う。あと、単に助手席に乗るだけじゃなくて、運転してもらうっていうのが大事やな。スポーツカーを理解してもらうために奥さんや彼女を助手席に乗せる人がいるけど、それはむしろ逆効果。狭くて乗り心地の悪いクルマに乗せられて、スポーツカーを理解できる女性はまずいない。
一緒にディーラーなどに試乗に行って運転した上で「それでも嫌だ」というならまだ話は分かる。
でも、なんで自分が体験してもいないことを、世間の奥様方の多くは頭ごなしに反対するんやろうなぁとも思うわ。

と。

ポルシェ911カブリオレ

まぁ、確かになぁ…。長らくペーパードライバーで、クルマに全く興味が無かった私の場合も、クルマに興味が湧いたのは、夫が当時乗っていたSLK350を運転させてもらった時だった。

実家のクルマと全然違う…!」と驚いたし、常にハラハラしながら高速道路の左車線をトロトロ運転しか出来なかった自分が、安心して高速道路の右車線を走っているなんて、信じられなかった。

メルセデス・ベンツSLK

メルセデス・ベンツSLK

「そうはいっても、クルマに興味のない奥さんを、試乗のためにディーラーに連れて行くというのは、かなりハードルが高いんだ」と言われてしまいそうだが…それでも頑張ってみる価値はあると思う。

なぜなら「百聞は一見にしかず」だからだ。(一見というか、一運転か…)

夫からいくら車の良さを語られたところで、興味のない話を何度もされても退屈だし、クルマの話題をすればするほど嫌がられてしまうように思う。

でも、実際にピカピカのスポーツカーをこの目で見るとそのかっこよさが分かるし、運転すると凄さを実感できるので、スポーツカーを買いたいなら、一度は奥さんに運転してもらえると話が進みやすいのかなと…。

様々なご家庭の数だけ正解があるとは思うし、今回書いたのはあくまでもわが家の一例ということにはなるが…少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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  • コメント ( 4 )

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  1. Kaz3

    ご主人の仰る通りだと思います。

    乗りたいのなら「つべこべ言わず稼げ!」ですね、
    あ、これらは自身に向けての呟きです。
    メンテナンス費等々、セーブすれば良いという事ではすまないと思いますし、
    車は買えたけど、ドライブ等行った先で、何もしない!我慢!さっ、帰ろうでは楽しくないと思うのです。

    世の車好きの皆さんも、きっと潤沢にあれば奥様方も「ふ~ん、買えば!?」と言ってくれると思いますよ。
    妻にも「ポルシェ、買うね!」と既に公言しています。

    あともう少し!頑張ろっと!

    • MinaMina

      Kaz 3さん
      有難うございます!
      確かに、クルマを買った後の維持費など考えると、買うまでにセーブして買えるものでもないですもんね…
      稼ぐって大事だなと改めて思いました。

      >妻にも「ポルシェ、買うね!」と既に公言しています。
      おぉー素敵です^^!
      私も、自分でポルシェを買えるようになるように、頑張ります!

  2. ひろぽん∞☆

    まいどです~(^-^)
    おっしゃるとおりで、ございます(笑)

    まぁ、私は、結婚する前から、ナローに乗ってたので、その点は楽でしたが(^-^;

    今の930は26万キロですが、38万キロ先の月に着くまで、あと、12万キロですわ(^_^;)

    メンテナンスのために、もっと働かないとあきませんなぁ(笑)

    • MinaMina

      ひろぽん∞☆さん
      まいどでございます、いつも有難うございます!!

      >今の930は26万キロですが、38万キロ先の月に着くまで、あと、12万キロですわ(^_^;)
      ほんとにすごいですよね…!
      それだけ走られるひろぽんさんも、それだけ走ってもまだまだ走れるポルシェも、すごいです…!!