夫婦でカーライフを楽しむポイントについて、考えてみた
公開日:2020.07.25
クルマという趣味
出会った頃から夫はクルマが大好きだった。当時の私はクルマに全く興味がなかったけれど、次第にクルマに興味を持つようになり、ポルシェブログも書き始めて、今では以前よりもクルマが好きになった。
そして最近では、毎日のように夫婦でクルマの話をしたり、クルマの試乗に行ったりするにまでなった。
ただ、夫が定期的にロングツーリングに行って、3000km走って帰宅してもなお「まだ走り足りない」と口にすることや、東京出張に新幹線ではなくわざわざクルマで行ったりすることについては、クルマを好き初心者の私には理解不能な部分ではあるが…笑
でもまぁ世間的に見ると、クルマという共通の趣味を楽しむ夫婦というふうに私たちは映っているのかなと思う。
クルマの趣味に理解を示す妻
こういった夫婦の関係性について、「Minaさんはご主人の趣味に理解がある」というメッセージを頂くことがちょくちょくある。
出会った頃から今まで、夫がクルマという趣味を楽しむことについて、否定したり、制限をかけることはしたことがない(はずw)し、好きなクルマを買おうが、ロングツーリングに行こうが、どこへ行こうが何泊しようが、好きにしてくれたらいいと思っているので、こういった部分を見て読者の方から「理解がある」と思って頂けていているのだろうなと思う。
ただこれに関しては、私も結婚してからずっと自由にさせてもらっているので、夫も自由にしてくれたらいいという気持ちと、クルマという存在が、夫のモチベーションになり仕事にも良い影響を与えることを見てきているから、「存分にやってもらえればいい」と思えている感じかな。(このことについては過去の記事で書いたことがある)
また加えて最近思うのが、私は今まで特に「夫の趣味に理解を示そう」と意識をしたことはないし、「夫の自由を許容する理解ある妻になろう」と努力したことも無いということだ。
おそらく「努力する」という意識が強いと、無理して知らぬ間にストレスがたまってしまい、どこかで爆発して、続かないのではないかな。
そうではなく自然と理解する姿勢になっているのは、人生において「大事にすること」や「気にならないこと」のそもそもの感覚が、2人ともよく似ているからだと思う。
お互いに性格は全く違うし、理論派の夫と感覚派の私は真逆なタイプなのだけど、根幹がとても良く似ていると感じるし、周りからも「似たもの夫婦」と言われることが多い。
他人のすることより自分の感覚
特に似ていると感じるのは「他人(世間)がすることにあまり関心が無く、自分たちの感覚で物事を決める」傾向にあるということだ。
わが家で物事を決める場合、「周りがこうだから、うちもこうしよう」と考えることはほぼなく、「自分たちがいいと思うから、こうしよう」「自分たちにとって心地よいから、こうしよう」と考えるのだが、それが世間の常識とは少し違うということが多い。
こうやって書くと、私たちは淡白で社会に適合しない人たちみたいな感じだけど…でもお互いに組織を飛び出して独立しているから、実際そうなのかもしれないw
例えば、夫がロングツーリングに行く間、私は娘たちと実家に帰ることが多いが、夫は1人で存分にクルマの運転を楽しむことができて、私も実家で家事や育児から解放されて羽を伸ばせるので、お互いハッピーだという考え方は、私たちにとっては普通だけれど、両親や周りに言わせると「変わっている」らしい。
また、長女のお友達は、ほぼ全員が公文、ピアノ、塾、スイミング、ダンスといった習い事をしており、私もお母さん方から何度か誘ってもらったけれど、
「まぁ…本人がやりたいと言ったらやってもいいけれど、聞いても興味がなさそうだからなぁ」と言っているうちに時は流れてしまい、長女は今までに習い事を一つもしたことがなく、今もしていない。
実際、習い事をしている友達は、小学校1年生で習う内容も既に知っていたり、字も綺麗に書けるのですごいなぁと思うけれど、だからといって焦ったり、「うちの子も習わせよう!」ということにはならない。
またマイホームに関しても、夫の周囲の人たちはほぼ購入している気がするし、お互いの親からも「クルマばっかり買ってないで、マイホームが先じゃない!?」といっとき言われていたけれど、毎回「まぁ、今の自分たちには必要ないかなぁ」という結論に至るので、ずっと賃貸だ。
そして、こういったことよりも、逆に自分自身に意識が向くことが多く、
「自分たちがどうすればより快適な毎日を送れるのか」「自分たちが次のステージに行くためには今、どんな勉強が必要か」といったことには大いに興味があり、そこにはいつもアンテナをはっている感じなので、だからあまり他人のことが目に入らないのかなぁ。
多分、お互い変わってるんだろうなw
話が長くなってしまったが、つまりクルマの趣味に関しても「自分たちが自由に好きなことができる環境を大切にしたい」という感覚が強いので、お互いの自由を制限する気にはならない。また、自由には責任がつきものなので「自由にする分、責任はしっかり果たさないといけないよなぁ」というのを、お互いあえて口には出さないけれども大事にしている感じかなぁと思う。
夫婦の形にあったカーライフを
わが家はたまたまこういった感じでカーライフを送っているけれども、無理せず夫婦でカーライフを楽しむやり方にはいろいろな形があるのだと思う。
その夫婦の価値観や考え方によって、何が良いかは随分と変わってくるからだ。
夫婦でドライブに行くのが好きだけど奥さんは助手席専門とか、逆に奥さんも結構運転したいとか、ドライブよりも目的地の旅館が楽しみだとか、夫婦で2台で走りたいとか…その夫婦の考え方や感覚にあった、夫婦ならではのカーライフの楽しみ方を見つけられるといいのだろうなぁ。
そして、これらは子どもが成長するにつれて変化するし、これが絶対というものはきっとないはずなので、私たちもこれからも、もっとよりよく、自分たちのカーライフを磨いていけたらいいなと思う。
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コメント ( 3 )
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Minaさんのブログを拝読していて私が思っているお二人の夫婦像は、他人は自分を映す鏡の通りお二人ともお互いに尊重しているから凄く上手く行ってる素敵な御夫婦。
お互いに人柄が良さそうと思っております。
たけさん
そんな風におっしゃっていただき有難うございます。
似たもの夫婦でこれからも頑張ってまいります^^
引き続きよろしくお願いいたします。
Minaさんご夫婦はとてもうらやましいですよ。クルマという共通の趣味があり、お互いに固定観念や周囲に流されない考え方をお持ちなので、ご夫婦独自の楽しいカーライフを送られているのが、いつもブログから読み取れます。今後もご家族そろって、楽しいカーライフの内容をブログにアップしてください。