ポルシェ ボクスターで行く2000km年末ツーリング【Day3】
公開日:2021.01.22
先日からの、ポルシェ ボクスターで行く2000km年末ツーリング【Day1】、ポルシェ ボクスターで行く2000km年末ツーリング【Day2】に続き、Day3の記事を夫が書いてくれた。
よろしければ、ぜひご覧ください。
ボクスターでまずは阿蘇を目指す
いよいよ、ここから九州上陸編だ。柳川市に宿を取ったのは、当日の天気や気候によって、阿蘇方面にも、長崎方面にもアプローチしやすいと思ったからだ。
その日は、昨晩の雨もあり、早朝こそ曇空だったが、天気予報を見ると早急に回復するらしい。しかも気温は12-13℃ととても高い。それならば、ということで阿蘇方面に向かうことにした。
阿蘇へはK52などの山中を通って行こうとしたが、ナビの設定を誤り、R210で普通に何の面白さもなく行く羽目になってしまった。ここで少し時間をロスしてしまったのが悔やまれる。目指すはスカイファームロードひたを南下するルートを選ぶ。
いい感じで走っていると、途中、通行止めの看板を発見。仕方なく名もなき道で大きく迂回しR304へ出て、再度、スカイファームロードひたを南から攻める。
先が行き止まりなだけあって、交通量はゼロ。完全に貸し切りだ。そりゃ、行き止まりの道をあえて走るなんて、相当の快走路好きしかしない行為だ。
山と山の間にボクスターの咆哮が響き渡る。タコメーターの針は12時より右側に張り付いたままだ。ボクスターGTSの3.4L フラット6は、本当に軽やかに、そして歌うように回る。GT3などと比べると特別にレスポンスが凄いとか、パワーが凄いというエンジンではないが、軽やかさと低回転から聴かせてくれる音色はピカイチ。とても気持ちいい。
このままミルクロードを走りながら、大観峰に向かう。天気は最高、しかも観光客も少なく走り放題だ。大観峰で休憩を取った後はK111で阿蘇パノラマラインを走る。ここは土日に走ると、観光客のクルマやバスが多く、ノロノロ運転を強いられるが、この日ばかりはガラ空きで、思う存分楽しめた。
ステルヴィオ峠は言い過ぎだが、もはや海外のような道路環境にうっとりしながら、ボクスターで阿蘇を駆け抜ける。とにかく走っていて気持ちがいい。クルマの運転は苦痛だという人がよくいるが、そんな人には『いっぺん、ボクスターで阿蘇を走ってみなはれ』と言いたい。
誰もが遊園地でゴーカートに乗った子供のような無邪気な笑顔になるはずだ。
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コメント ( 2 )
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私も椎葉村から南へ抜けたことが二度ほどありますが、いずれもR265は走っていません。
一度目は、土砂崩れ崩落のため通行止め。
二度目は、通行止めではないものの、荒れていて大変だから走らないほうがいい・・・と、椎葉村建設課のおねいさんに真顔で止められたのです。
そんな道をわざわざ好き好んで走るとは、やはり筋金入りの酷道マニアなんですね。
いやはや、感服致しました。
・・・と、ご主人にお伝えください(笑)。
wataさん
>いずれもR265は走っていません。
そうなんですね!!
wataさんはてっきり走っておられるのだと思っていました。
>椎葉村建設課のおねいさんに真顔で止められたのです。
真顔で…それはほんとにやばいやつですね…
無事に帰ってこれて何よりでした…
といいつつも、wataさんも機会があればぜひ走ってみられてください(笑)!