ポルシェ ボクスターを乗りこなす – 紅葉の中をオープンドライブ!
公開日:2019.11.23
ボクスターの運転練習
「ボクスターで、ポルシェトラックエクスペリエンス(PTE)を受講するというのに、2ヶ月に一度程度しかボクスターに乗れてないから少し不安だなぁ…」と思っていた矢先。
有難いことに、平日の夕方に子ども達を預かっていただけることになり、2時間ほどだけ、ボクスターの運転練習に行けることになった。
「やった!」と思ったものの、よくよく考えてみると、今までボクスターに乗る時はいつも「夫が助手席に乗ってくれているか」「別の車で後ろをついてきてくれるか」だったので、自分一人でドライブに繰り出すのは初めてだ。
そこで念の為夫に、「子ども達を預かってもらえるから、ちょっとボクスターの運転練習をして来ようかな」メールしてみたところ、すぐに、
ええやん!せっかくやし遠くまで行ってき!
と返事があり…とはいえ2時間でそんな遠出はできないので、自宅から近い三田に向かってみることにした。
この日はお天気も良く、紅葉も少し見頃になってきていたので、せっかくだから屋根を開けて走ってみよう。エンジンをかけ、少し緊張しながらもクルマを発進させる。
あれ、思いのほか普通に運転ができるぞ?
昔はクラッチが死ぬほど重かったのに、320iとそんなに変わらない感覚で普通に運転ができる。これなら、一人でも大丈夫そうだ。
「夫と走りに行った三田の道って、確かこっちだったよなぁ…」と記憶を頼りに走っていたが、途中3回ほど道を間違えてしまったw …が、バックも違和感なくでき、焦ることもなく走ることが出来た。
結構ちゃんと運転できるやん( ̄ー ̄)
以前からこのブログを読んでくださっている皆さんは、私がポルシェのMT車にかなりの苦手意識を持っているのをよくご存知だと思うが、必要以上に意識しすぎていたことが改めて分かった。平常心で、普段の自分がやるように運転すれば、思いの外ちゃんと運転ができる。
ポルシェはクルマの性能自体が素晴らしいんだから、むしろ安心して走ればいいのだ。それにしても、以前と比べると、随分成長したもんだと我ながら思う(笑)
コース取りの練習を
三田に向かう道には、ところどころに良い感じの峠道があり、行きは幸いクルマも少なかったので、自分のペースで、先日夫にアドバイスを受けたことを思い出しながら走ることが出来た。
アウト・イン・アウト…外から入って、内側狙って…外に抜ける…
などとぶつぶつ独り言を言いながら、ひたすらカーブを曲がる。「今のは気を抜いてたから膨らんでしまったな」「今のは2つ先まで見てなかったからラインが読めてなかったな」などとカーブの度に反省しながら…
って真面目かッ(-_-)!!
それにしても、オープンで走るのは本当に気持ちがいい。エンジン音を聴きながら、紅葉を間近に感じながら走っていると、時に畑から何かを焼いている香ばしい匂いがしてくる。
しばし、コース取りの練習をやめて、ゆったりと走り、自然や、この辺りの人々の日々の営みを感じてみる。
「いいなぁ…でもこれがドイツのロマンチック街道やったら、さらに最高やなぁ…w」
11月下旬の夕方ともなると、この辺りの気温は10度ほどで肌寒い。というわけで、ユニクロのダウンを着て、シートヒーターをつけると、まさに頭寒足熱。とても快適になった。
やっぱりオープンカーには、シートヒーター必須だ。
しばらくクルマを走らせ、時計を見るとすでに1時間が経過していたので、その先の道で引き返すことにした。帰り道も、あいも変わらずコース取りの練習をしながら走り、何回か「おぉ!今のめっちゃ気持ちいい!」という場面があり嬉しかった。
が、時間帯のせいもあってか、時速30km/hのクルマに前を塞がれる場面が多く、思うように走ることは出来なかった。ただそれでも、ボクスターの運転は楽しい。シフトダウンの練習をしたり、ちょっとアクセルを抜いてバックファイヤーを聴いたりするだけでも、ストレス無く、飽きずに運転することが出来た。
そして最後に、自宅近くのガソリンスタンドでガソリンを満タンにして、この日のドライブは終了した。
ボクスター、本当に素晴らしい車だ。
この調子なら、ポルシェトラックエクスペリエンス(PTE)にも平常心で参加できそう。もちろん、スラロームや、フルスロットルチャレンジなど、普段の運転では経験したことのないプログラムばかりで緊張するだろうけど、必要以上に固くならず、楽しんで受講できるといいなと思う。
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コメント ( 2 )
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ブログをいつも愉しく読ませていただいてます。
(こんな奥さんが欲しいなーって)
マニュアルミッションの運転で難しいのは、シフト·アクセル·クラッチワークより片手でステアする事だと思います。
ボクスターの動画でシフト中に一瞬両手が離れる瞬間がありました。9時15分に握ったままでの左コーナーは、片手では切り足しがしにくいですよね。
ご主人はハンドルを握る時、親指がリラックスしているように見えますが、奥様は親指と人差し指でキュッと握っているように感じました。
いつか私もポルシェを手に入れて、芦有を走ってみたいです。
サイドマシンさん
いつもブログをご覧いただき有難うございます!
>ご主人はハンドルを握る時、親指がリラックスしているように見えますが、奥様は親指と人差し指でキュッと握っているように感じました。
ご指摘のとおりです…!
ちょうど昨日、ポルシェトラックエクスペリエンスに参加してきましたが、
ハンドルの握り方についてレクチャーを受け、自分がぎゅっと握りすぎていたことを知り、リラックスして持つと、とたんにハンドル操作がしやすくなりました。
クルマの運転は奥が深いです…
また色々と教えていただけたら嬉しいです。引き続きよろしくお願いいたします。