911DAYS主催の走行会へ

twitterでは少しつぶやいていたが、先週3月24日（日）に、911DAYS主催で行われた、富士スピードウェイでの走行会に参加してきた。昨年夫が964C2を購入させて頂いた、名古屋のポルシェ専門店、WRPの須賀社長に、前々からお誘い頂いていた走行会だ。（WRPさんは毎年参加されているそう）

そして今回は、娘の幼稚園の春休み期間ということで、夫が「せっかくやから、一緒に見に来る？」と言ってくれたので、娘たち含め、家族4人で行くことになった。

夫は昨年12月に、鈴鹿サーキットをボクスターGTSで走行してきたが、タイヤの状態があまり良くなく、思うような走行ができなかったと悔しがっていた。その後、タイヤをミシュランパイロットスポーツ4Sに新調したところ、

タイヤでこんなにも乗り味が変わって良くなるとはやっぱりタイヤは重要や！。今回の富士スピードウェイは、絶対このタイヤを履いたボクスターで走りたいわ！…あ、でもボクスターは2人乗りやからなぁ…家族4人は物理的に乗れへんから…じゃあいっそのこと、パナメーラと2台で行ってまうか！

と、なんとも狂った（しかし最高なw）提案をしてきたので、富士スピードウェイへは、ボクスターとパナメーラの2台で向かうことにした。

ただ、気になるのが当日の天気だ。私は、自他ともに認める、雨女、霧女、嵐女なので、夫からも「どうせ当日も大雨とかなるんやろ。ほんでイベント自体中止になるんやわw」と言われていたが、なんと今回は、週間天気予報で確認してもずっとまさかの晴れ予報。

おぉ…ええやん(*ﾟ∀ﾟ)！

というわけで、前日の3月23日（土）に出発して山中湖のホテルに宿泊し、翌日の富士スピードウェイ走行会に参加する段取りで動くことにした。

まさかの天気予報…

何事もなく順調に事が進むかと思っていたが、実際はそう甘くはなかった。出発前日に天気予報を確認したところ、土曜日の御殿場の天気予報が、「くもり時々雪」に変わったのだ。

…え、雪？（*_*）

桜の開花宣言が出され、4月も目前というこの時期に、雪とは…「でも、雪が降るって言っても、チラチラ舞うくらいやろ？」と私たち夫婦は特に気にすることもなく、スタッドレスタイヤなんて当然履くこともせず、当日は予定通り2台で出発した。（空冷はお留守番だ）

途中、名神高速道路の京都南〜大津あたりが激混みだったが、そこを抜けるとなんとかなり…

比較的順調に静岡県へ入ることができた。すると、次第に雲行きが怪しくなり、雨もぱらつきはじめ、当然ながら、富士山の姿は1ミリも拝むことが出来なかった。

「まぁ、これくらい想定の範囲内やわな(￣ー￣)」と思いつつ平常心で運転していたのだが、御殿場ICを降りたあたりから、雨がみぞれに変わり始めた。

ついに来たか…。まぁ、天気予報でも雪と言っていたので、特別気にすることなくクルマを走らせていたが、次第にみぞれが本格的な雪へと変わり始めた。

おいおい、ちょっとやばくなってきたぞ。

すれ違う対向車に、屋根に雪が積もった車が増えてきたので「ということは、私たちが今から向かう方向は、雪が積もっているということか」と少し心配しつつ…

山中湖へ抜ける籠坂峠に差し掛かる頃には、あたり一面雪が積もっていた。その峠道を、ボクスターで前を行く夫がかなり慎重に走行していたので「やけに慎重だなー」と思っていたところ、夫から電話がかかってきた。

やばい、ボクスターめっちゃ滑るわ。パナメーラは大丈夫か？

と。

パナメーラは四駆なので、これくらいの雪ではなんともなかったが、ミッドシップのボクスターは、カーブを曲がる度にズズズっとタイヤが持っていかれてめちゃくちゃ怖かったそうだ。

やっとの思いで宿に到着した時には、吹雪ではなくなっていたが、既に2センチほどの積雪があった。子どもたちは積もる雪におおはしゃぎだったが…

パナメーラも、ボクスターも、顔が完全に凍っていた。

2台とも、よく頑張って走ってくれたなぁ…有難う。チェックインし、ホテルの部屋につくやいなや、夫は山中湖から富士スピードウェイへの道を調べ始めた。が、どの道もチェーン規制がかかっており、通行が難しいという状況。

おいおい、明日大丈夫か…。夫はしみじみと、

やっぱりMinaちゃんと来るとこんなことになるわ。すんなりとはいかんw

と呆れていた。

ほんとごめんなさい…（*_*）「明日の朝には、雪が溶けてチェーン規制も解除されていますように…」と願いつつ、その日は家族全員早めに床についた。

はたして、翌朝雪は溶けて、富士スピードウェイに無事にたどり着けたのか！？（結論から言うと、たどり着けたのだけど…）

…後半へ続く