ポルシェの各モデルが持つそれぞれの楽しさ
公開日:2021.03.20
久しぶりの空冷ポルシェ911(964)
約2年半前に夫が走行距離5万キロほどで購入した空冷ポルシェ911(964C2)だが、気づけばもうすぐ7万キロを越えようとしている。
そんなに走っているのだなぁ…。
この2年の間に、夫は964を何度もメンテナンスしたり、車内の部品も新しくするなどして、今かなりいい状態に仕上がってきており、夫は乗る度に「めっちゃいい!」と大絶賛している。
そして先日、長女のお迎えに行く時に夫から「964に久々に乗ってみたら?」と言われたので、約1ヶ月ぶりに運転してみることにした。
久しぶりに運転してみた印象は
「あれ、964ってこんなに速かったっけ?」
だった。
近所のお迎えだけなので、決してスピードを出して走ったというわけではないが、発進時の加速がものすごく伸びやかだったので、とても速く感じたのだ。
964が納車されたばかりの頃は、街なかでストップ&ゴーする時の加速は、もう少し鈍い感じだったように記憶しているのだが、今の964の加速はとても伸びやかでなめらかで気持ちがいい。
夫は964に乗ると「スピードを出さず、2号線をゆったり走っているだけでもめちゃくちゃ楽しい」とよく言うが、たしかに飛ばさなくても、十二分に楽しいだろうなと感じた。
ポルシェが持つ異なる楽しさ
「クルマは楽しい」と一言で言っても、クルマによって楽しさの種類が違うように思う。今わが家にあるポルシェを見てみても、それぞれに魅力が異なり、「どちらが良い悪い」「どのモデルの方が上、下」ではなく、「楽しさの質が違う」のだなぁと改めて思う。
GT3ツーリング(991後期、MT)はまさにレーシングカーで、そのすさまじい性能をもってして「レーシングエンジンの刺激ある楽しさ」を味わえるクルマだと感じるし、ボクスターGTS(981)は、オープンカーでエンジン音が最高に気持ちよく、「五感でエンターテインメント的な楽しさ」を味わえるクルマだと思う。
911カブリオレ(992)は、「どんな速度域でも味わえる安定の楽しさ」を持っているし、空冷ポルシェ911(964)には、「アナログでノスタルジックな楽しさ」がある。
カイエンE-ハイブリッドは、「快適で運転が楽な中に楽しさ」があるし、以前わが家にあったパナメーラターボは「ラグジュアリーとスポーティの二面性を堪能できる楽しさ」を持っていた。
ポルシェはどのモデルも「走る、曲がる、止まる」という性能を高次元で持ち合わせているのは言うまでもなく、その上で、異なる楽しさを味わえるから、どれに乗っても楽しいのだろうなぁ(そして夫は増車を余儀なくされている…w)
また同じ年式のモデルであっても、オプション、タイヤ、乗り方などによって全く異なる乗り味になるのも、ポルシェの奥深さだなぁと、色々なモデルを乗らせてもらう度に思う。
夫も、
複数ポルシェを所有して思うことは、どのモデルも「これ一択」とならないのが不思議やということやな。納車してかなり時間が経っているのに、どのモデルも乗る度に「すごいな、このクルマ!」と思わせる部分が必ずある。だから、上位モデルや上位グレードだけが必ずしも最高なわけではないというのが、ポルシェの面白さでもあると思うわ。
と言っている。
というわけで、日曜日に富士スピードウェイで開催される走行会に参加するために、今日から富士スピードウェイに向けて出発する。
夫は911カブリオレ(992)で行くが、私はカイエンでついていって初めて長距離を走るので、とても楽しみだ。ただ、明日の走行会は残念ながら100%雨予報なのだが…。
また今週のクラブハウスは、いつものように土曜日22時〜開催ではなく、富士へ向かう道中で中継してみたり、走行会を終えて日曜日に夫婦でトークしてみたり(大雨で走行会が中止とかになったらどうしよう)、しようかなぁと思っている。
Twitterでも直前に告知しますが、クラブハウスをお持ちの方はこの機会にフォローいただけると嬉しいです!
このブログが気に入ったらフォローしてね!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。