世界のモーターショーの現状と、自動車業界の今後について少し考えてみた。
公開日:2018.07.07
フランクフルトモーターショー
以前から「航空券代と宿泊費を出すので、フランクフルトモーターショーに取材に行ってブログに記事をあげてもらえませんか?」と誰かから言われたりしないかなーとぼんやり思っている。
誰に言われるかはわからないし、素人にそんな仕事の依頼があるのかも不明…だから完全に妄想なのだが。ただ妄想とはいえ、せっかくこういったブログをするなら、将来的にはそんな風に言ってもらえるくらいになれたらいいなと思う。
とはいっても、フランクフルトモーターショーってどんなものなんだろう。(知らんのかいw)
「世界の車メーカーが新型を発表する場であり、広くてライトが眩しい空間だ」といったざっくりしたイメージしか無いので、この度調べてみることにした。
モーターショーとは?
ちなみに、日本では「モーターショー」というけれど、海外では「オートショー」と言われることが多く、両者は同じ意味だそう。で、モーターショーとはそもそも何かというと、
見本市会場などで自動車やその関連製品の展示を行う。新聞や雑誌、テレビで大きく取り上げられ、多数の来場者が見込めることから新型車やコンセプトカーの発表が行われることが多い。
*出典:Wikipedia「モーターショー」
かつては世界の3大自動車生産国である日本、ドイツ、アメリカで開催される東京モーターショー、フランクフルトモーターショー、北米国際オートショーが世界3大モーターショーとされたが、現在は、ジュネーヴ・モーターショー、パリモーターショー、が加わり、世界5大モーターショーと呼ばれている。
ちなみに、東京モーターショーが開催された後は、展示内容を縮小して「名古屋・仙台・大阪・福岡・札幌」でモーターショーが開催される。私は以前大阪のモーターショーに行ったことがあるけど、ニュースで見てイメージしていた東京モーターショーと比べるとかなり規模が小さく、少しがっかりした記憶がある。
モーターショーに出典(開催)する目的は?
では、モーターショーに出典、開催する目的はなんなのだろう?
来場者数も多く見込めるため、メーカーにとっては、数多くの新型車の発表の場だけでなく、自動車に興味のある方、無い方にとっても楽しめるモーターショーが本来の意味である。単なる自動車展示では飽きてしまうため、デザインコンセプトモデルなど、市販化しない近未来的な実験車両も多く展示される。来場者の興味を掻き立てるショーとしての役割も大きい。さらに自動車の発展とさらなる普及が目的である。
*出典:Wikipedia「モーターショー」
なるほど…新車発表の場だけではなく、イベントやお祭り的な意味合いも含んでいるということかな。
日本での東京モーターショーの実際
では、日本で行われる東京モーターショーは、どのくらいの規模でおこなっているんだろう…ということで、2017年開催分について調べてみた。2017年は、10月28日~11月5日の10日間開催され、来場者は77万1200人。「すごい人数!」と思ったのだが、来場者数は2回連続で減少しているそうだ。
来場者減少傾向の理由は、アメリカ、イタリア、イギリス車が出典しないことが大きいらしい。GM,フォード・モーター、アルファロメオ、フィアット、アバルト、ジャガー、ランドローバー、MINIなども、2017年は参加しなったと。
ちなみに、2017年の出展企業は、
【国産車】
ダイハツ、レクサス、ホンダ、マツダ、三菱、日産、スバル、スズキ、トヨタ、
【輸入車】
アルピナ、アウディ、BMW、シトロエン、DS、メルセデス・ベンツ、メルセデス・AMG、プジョー、ポルシェ、スマート、スマートブラバス、ルノー、フォルクスワーゲン、ボルボ。
「世界中の車が一同に介するからこそ、足を運ぶ価値がある」ように思うから、アメリカ、イタリア、イギリス車が来ないのはきついかもなー。ちなみに、東京モーターショーは隔年開催のため、今年の開催は無い。
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