ポルシェ 911カレラ カブリオレ(992型)の内装オプション紹介
公開日:2020.10.11
911カブリオレの内装について
今日は、先月に納車された911カブリオレ(992型)の内装についてご紹介できればと思う。夫は今回の911カブリオレのコンセプトを「落ち着いたオトナの911」と語っていた。
その上で、今回の911カブリオレの内装の仕様、オプションは以下のような感じだ。
・インテリアカラー:スタンダードインテリアブラック/モハーヴェベージュ、パーシャルレザー
・インテリア:スポーツシート、シートベンチレーション(フロント)、マルチファンクションGTスポーツステアリングホイール、ストレージパッケージ
・レザーインテリア:ポルシェクレストエンボスヘッドレスト
・ウッドインテリア:ダークパルダオインテリアパッケージ
まず、内装のカラーやレザーに関してだが、今回はレザーインテリアを選ばずに、スタンダードインテリアにし、シートもパーシャルレザーシートを選んでいる。というのも、今までフルレザー仕様は3台購入したので、その質感の高さはよく分かっているが、コスパを考えると値段ほどの違いは感じにくいそう。
なので、今回はスタンダードインテリアにしたとのことだ。
実際に納車されて乗ってみたところ、このスタンダードインテリア&パーシャルレザーの質感は悪くないし、そこまで安っぽくも見えない。ダッシュボードはソフトパッドで出来ており、触った感じも悪くない。
シートに関しては、パーシャルレザーかフルレザーか、分かる人はほとんど居ないだろうと思う質感の高さだ。それにわが家はまだ小さな子どもたちが乗ったり汚す可能性もあると考えると、このインテリアは正解だったと思う。
また、わが家のクルマは黒内装が多い中、今回はなぜ黒とベージュのツートンにしたかというと、夫いわく、
確かに、シートは黒の方が飽きがこないし、汚れも目立たへんからよく選ぶのやけど、今回の911カブリオレは、ボディカラーがアベンチュリングリーンメタリックで、幌が茶色という見た目にしてる。そうなると、内装はベージュの方がボディカラーのイメージとあうし、屋根を開けた時の見映えも良いかなと思って選んだんや。
このベージュは、970パナメーラ エディションの時と同じやけど、相変わらず好きな内装色や。
とのことだった。
今はまだ納車したてなので汚れていないけれど、そのうち黒ずんでいったりするのだろうなぁ…。今のところ、色落ちしそうなデニムなどを履いて運転しないようにはしているが、まぁ乗れば汚れてくるのは当たり前なので、お手入れなども含めて今後気にしていきたいと思う。
次に、スポーツシートだが、これについて夫は、
今回は敢えてスポーツシートプラスは選ばなかった。理由は2つあって、1つはこの992ではそんなにスポーティーさは求めていないこと。そして2つ目は、シートバックがシートと同色になることが決め手やった。スポーツシートプラスはシートバックがシルバーの樹脂になる。そうなると、オープンにして後ろから見た時に、同色の方が好みだなと思ったから、シートバックが同色のスポーツシートにしたんや。
と言っていた。
またステアリングに関しては、今回はパワーステアリング・プラスは装着していない。なので、カイエンを運転した後にこの911カブリオレに乗ると、ステアリングがかなり重く感じられる。(それでも空冷911と比べると軽い)
だからといって、女性には重すぎて運転できないということは全く無いし、慣れれば自分で運転している感覚がとても気持ちよい。911にパワーステアリング・プラスをつけていないことについては夫がこだわっている部分のようで、
僕はポルシェの2ドアシリーズにはスポーツ・ステアリングプラスはつけへんのや。せっかくのスポーツカーは、重くてしっかりしているステアリングの方が運転してる感じがする。それに今は多くのドイツ車が軽い操作感になってるけど、今だに重めなステアリングを作り続けているのはポルシェくらいやからなぁ。そのせっかくの希少さを味わいたいというのもある。
と夫は言っていた。
このステアリングは、マルチファンクションGTスポーツステアリングホイールだ。名前はややこしいが、要は標準より少し経の小さいGTスポーツステアリングに、ステアリングヒーターが付いたものになる。
夫が言うには、以前乗っていたAMG S63クーペに付いててとても重宝したので、付けたかったとのことだった。特にオープンカーの場合は、冬場は絶対にあったほうがいいと思ったそうだ。
ポルシェクレストエンボスヘッドレストについては、特に絶対必要という感じでもなかったのだが、あるのと無いのとを見比べると、やはりあった方がアクセントになっていいなということでつけた。
黒内装だとあまり目立たないかもしれないが、今回のように明るい色の内装の場合はつけると良いかもなぁと思う。
次にウッドインテリアについて。これは当初はつける予定はなかったのだが、試乗車で乗らせてもらったカレラ4Sにダークパルダオインテリアが装着されているのを見て、夫がたいそう気に入った。とはいえ、結構お高いのでつけるかつけまいかしばらく悩んだが、最終的につけることに決めた。
ウッドインテリアを選択すると、コンソールやダッシュボードの縁取りがクロームになるのと同時に、センターコンソールやトリム類がウッドになり、すごくお洒落だ。
夫はウッドインテリアに関して、
もともとイギリス車の内装とかが好きなので、ウッドインテリアも好きや。今回のダークパルダオインテリアは、クリア塗装されていないウッドなので、ウッドのギラギラさが無いのがいい。いい意味で主張しないウッドやから、内装に上手く溶け込んでくれる。
と言っていた。
実は以前の私は、ウッドインテリアに関してはあまりいいイメージがなかった。というのも、子どもの頃に乗った祖父のクルマにウッドインテリアが施されており、「ウッドインテリア=おじいちゃん」というイメージが強かったからだ。(完全に偏見だな…)
だから、これまでのクルマに関しても夫から「ウッドインテリアつける?お洒落やで?」と言われたこともあったが、「う〜ん…おじいちゃんみたいやからつけなくていい」といつも断っていた。
が、今回このウッドインテリアの内装を実際に見て「クラシカルな感じでいい雰囲気だなぁ!ウッドっていいなぁ!」と180度印象が変わった。今まで断り続けていてごめん…
というわけで、以上が内装に関するご紹介となる。992に関しては色々と書きたいことがあるので、また一つずつ順を追って書いていけたらと思う。
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