100台以上のポルシェに乗ってきた夫が選ぶ、2022年試乗カー・オブ・ザ・イヤーは!?
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2022年試乗カー・オブ・ザ・イヤー
早いもので、2022年が終わろうとしている。
今年の後半は、例年にも増して早く過ぎ去った感覚だ。「光陰矢の如し」とはまさにこのこと。特に12月に関しては、ろくに記憶がないまま1ヶ月が終わってしまった感がある(単に記憶力が悪いだけかもしれないw)
今年も1年、ブログ「ポルシェがわが家にやってきた」をご覧いただき、本当に有難うございました。
というわけで、毎年恒例となりつつある(のかw)、夫が選ぶ「2022年試乗カー・オブ・ザ・イヤー」について、今日はご紹介できればと思う。
試乗カー・オブ・ザ・イヤーは3台
結論から言うと、「どれも良かったけれど、絞ると3台。でもこの3台の中で順位をつけるのは、無理やなぁ」とのことだったので、2022年のベスト3を発表したいと思う。
加えて夫は車に関しては「運転の楽しさ」「内装や快適装備よりも走り重視」という好みを持っているので、その夫があくまでも個人的見解で選んだものであるということを、ご了承頂きたい。
①フォルクスワーゲンPOLO/5速MT(4代目後期型)
今年、芦有ドライブウェイにて、お知り合いの方のPOLOを試乗させてもらった夫は、帰宅するなり大興奮してこんな風に言っていた。
「めちゃ楽しかった!こんなに楽しいと思わへんかった!やっぱり小さくても凄いな。ビックリするわ。乗り味、エンジンのトルク感、剛性感、接地感、ブレーキのコントロール性、ハンドリングの正確性、しかもMT。言うこと無かったわ」
と。
当時は、私の愛車、スイスポの納車から半年ほど経った頃だったのだが、
「スイスポからポロに乗り換えたらええやん!スイスポもきっと高く売れるやろうし。POLOのこの型であれば、中古車ですごく安いから、めっちゃ価値あると思うで!」
と言って、実際にお店まで見に行ってしまったほどだ(結局買わなかったが…)
夫は「車の走りの楽しさというのは、馬力の大きさや値段の高さと比例しない」と常々言う。
高性能車はもちろん素晴らしいが、パワーがありすぎると乗りこなせなかったり、普段の街乗りでは力を発揮できる道が無いことも多い。色々な車に乗ってきて、そのことをより実感しているそうだ。
②前期マカン
前期マカンに関しては、夫の弟が以前マカンターボを所有していた時に少し借りて乗らせてもらった程度だったのだが、今年の秋に、代車借りた前期マカンに、夫はかなり感動していた。
そして、私も感動した。
私は毎年、それほど多くの車を試乗させてもらっているわけではないのだが、私の中での2022年試乗カー・オブ・ザ・イヤーは、間違いなく、この前期マカンだと感じている。
夫は、
前期マカンは、走り出した瞬間から『ポルシェ』やった。乗るうちにその良さが分かっていくというよりも、走り出してたった2秒で、まごうことなき『ポルシェ』を実感できた。
このマカンで味わえる人馬一体感は、911で感じられるものと同じやと思う。ほんまに感動したわ。
と言っていた。
また、マニュアルモードにしてパドルシフト操作で走ったときの変速音の演出も、とても気持ちが良いと言っていた。SUVとは思えないほどのスポーツ性能が、この前期マカンの魅力なのかなと改めて思った。
詳しい感想はこちらの記事をご覧ください。
③ポルシェ911カレラ4(996型)
996型の911。こちらも、知り合いの方に乗らせてもらったお車だ。
オリジナル状態で程度も良く、8万キロほど走った個体だった。夫は、
速度を徐々にあげながら、芦有を走ったけど、楽しくて仕方がなかった。
初めて乗る911なのに、走れば走るほど自分と息が合ってくるのがすごくよく分かった。シートも少しやわらかめで良かったわ。
これが今、中古で300万円台あたりで買えるなんて、安すぎる。もっと見直されるべき名車やと思った。もちろん、インタミ問題や6番シリンダー問題はあるけど…でも、良心的なお店やメンテナンスショップに相談できるなら、別に怖がらなくてもいいと思う。僕本気でほしいと思ったもん。
と言っていた。
詳しい感想は、こちらの記事をご覧ください。
最新のポルシェが、最良のポルシェ?
こうして、改めて夫の「2022年試乗カー・オブ・ザ・イヤー」を振り返って感じたことがある。
それは、「最新型のモデル(ポルシェ)が1台も含まれていない」ということだ。むしろ、少し古い車が多かった。
今年夫は、最新のGT3、GT4RSなども試乗させて頂いたし、その性能の高さに驚き、素晴らしいと言っていたが…(夫自身992を所有しているというのもあるかもしれない)
「最新のポルシェは最良のポルシェだが、最高のポルシェとは限らない」と、以前どなたかがおっしゃっていたが、まさにそうだなぁと思う。
もちろん、性能は素晴らしいことに違いないけれども、人間の感覚に訴えてくるもの、車とチームになって走る感覚、フィーリング…といったことを考えると、夫にとってはこれら3台が印象に残る車になったというわけなのだなぁ。
そう考えると、まだ知らない名車が、世の中にはもっともっとたくさんあるんだろう。来年もそんな名車との素敵な出会いがあるといいなと思う。
いつも貴重を運転させていただく皆さん、代車を貸してくださるディーラーの皆さん、今年も1年本当に有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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コメント ( 2 )
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こんにちは、いつも楽しく拝読しています。
私は991.1カレラSに乗っています。
最新のポルシェは最良のポルシェだが、「最幸」のポルシェとは限らない、とはその通りと感じています。
不人気とされる996が今年のお気に入りなんてその最たるものですね!
来年も徒然なる記事を楽しみにしています。
カレーライスさn
有り難うございます!
いつもご覧いただき有り難うございます^^
>不人気とされる996が今年のお気に入りなんてその最たるものですね!
夫は「本当に楽しくて良い車だった!」と言っていました。
車の人気というものは、やっぱり実際に自分で乗ってみないとわからないものなんだなぁと思いました^^