車好きの夫とその妻の日常会話はやはり少し狂っている。
公開日:2018.06.03
夫と私の性格について
いきなりだが…私は「物事はだいたい分かればOK」みたいなタイプだ。6割程度分かれば満足するし、かつ飽き性なので、なんでも広く浅〜くという感じ。また電化製品を買っても、説明書を読むことはまずない。分厚い説明書を読むこと自体とても面倒くさいし(そもそも活字が苦手)、そのうち使ってたら分かると思ってしまうし、実際それで困ったことはない。
一方夫は、私とは真逆な性格で「一つの物事を100%納得するまで調べ上げる」タイプ。説明書やマニュアルを隅々まで読みつくし、分からないことは徹底的に調べる。興味がないことは一切無視、逆に興味があることはとことんいくタイプだ。
私はポルシェが好きだけど
車に関しても同じことが言える。私は世間一般の人に比べればポルシェが好きな方ではあると思うが、生粋のポルシェファンの方と比べると知識はかなり浅い。あと、車の構造についても詳しくない。
最近になってようやく「トルクがある」という意味が感覚的にわかるようになったり、「直列エンジン、水平対向エンジン、V8エンジンとは、エンジンの形状の違いのことを言う」ということが分かったり…という程度。
ただ覚えた知識はすぐに使いたくなるタイプなので、ブログにもそれらしいことを書いていたりするが、夫からは、
「PDKの使い方間違ってるで」「今日のブログ全然ちゃうこと書いてたで」
と指摘されることも多い(爆)
エアサス、バネサス
そして先日ふと、こんなことを思い出した。以前970パナメーラエディションを購入するときディーラー担当のHさんが「試乗車はエアサスでしたが、実際に納車されるのはバネサスなので、若干乗り心地が違うかもしれません」と言っていたことだ。エアサスとバネサスって、サスが空気かバネかの違いということは分かるけど、つまりはどういうことなんだろう…。
ということで夫に何気なく、
なぁ、「エアサス」と「バネサス」ってどう違うん(*_*)?
と聞いたところ、この質問でどうやら夫のやる気スイッチを押してしまったらしく…
「サスペンションとはそもそも何か」から始まり、それに対して私が的外れな質問ばかりするもんだから、夫もだんだんヒートアップしてきて、気づけば30分くらい時間が経過していた。するとさすがに私もだんだん何でもよくなってきて、「いやもうええわ、わかったことにしとくわ、有難う(¯―¯)」と強制終了しようとすると、
いや、あかん、よくない。
と言って、急に席を立ち何かを取りに別の部屋に消えていった。しばらくたって戻ってくると手には「ラジコン」が。(しかもポルシェ笑)
そして何やら分解しはじめて、
「だからバネサスっていうのはな…」
と説明しはじめた。
(説明中の図)
えぇ〜まさかの実演ッスか(*_*)!?
なんかここまで来たら私も腰据えて話聞かなあかんな…と思い、かれこれ1時間ほどかけて「エアサスとバネサスの違い」講義が無事終了した。で、私も何となく理解できたような気がする(爆)
車好きの夫とその妻の会話って、どこもこんな感じなんだろうか。そうかわが家が変なんだろうか…まあでも夫のおかげで少しは物事を深掘りする大切さを覚えたかもしれないなぁと思う今日この頃である。
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コメント ( 2 )
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嫁がAT限定解除の時にマニュアル車の構造について同じ事してましたw
utsuさん
>嫁がAT限定解除の時にマニュアル車の構造について同じ事してましたw
やっぱり…!笑
こんなに同じ夫婦が世の中にいるのですね(笑)