車は無用の長物か、はたまた、人生を豊かにするツールか?
公開日:2018.04.02
コメントを下さる皆さん
最近、コメントやメッセージをいただくことが増えてきた。本当に有難うございます。書き始めた頃は、アクセス数も本当に少なくて、「こんなパナメーラびいきブログ、書いたところで誰も読んでないんだろうなぁ…(-_-)」と思っていた。
でも今は、記事を書く先に、読んで下さる皆さんのことを想像することができて、書きがいがあるというか…本当に有難いなぁとしみじみ思う。
ブログにコメントやメッセージを下さる皆さんは総じて、車が好きで、豊かな人生を送っておられるように感じる。車が自分の人生に与えてくれる喜びや、欲しい車の存在が仕事を頑張るモチベーションになることや、車を持つことで自分や家族の生活がより豊かになることを、よくご存知なのだなと思う。
車は人生に必要ないと思っていた私が
とはいえ以前の私は、「車は無用の長物だ」と思っていた。
高いし、維持費はかかるし、公共の交通機関を使えば問題なく移動出来るのになぜあえて車を所有するのか、意味がわからなかった。それが夫と出会ったことで、半ば強制的に車に乗せられ、聞いてもいないのに車の情報をどんどん吹き込まれ、そうこうしているうちに、
車というものは、人生をこんなにも豊かにしてくれるのか
ということを、実感するようになった。車はただの移動手段ではなく、走る楽しみや喜びを与えてくれるものだと知った。
サーキットのレースでは、1位になるために、勝つために、エンジニアやドライバーや、各分野のプロたちが、チーム一丸となって全身全霊で臨んでいることを知った。1位になったチームが、抱き合って泣いて喜んでいる理由が、今では少し分かるようになった。
今世の中を牽引する自動車メーカーには、必ず熱い想いを持った創業者がいて、最初はゼロからのスタートで、戦争中は自分たちの信念まで曲げないといけないこともあって、それでも歩みをとめず、諦めず、改善改良を積み重ねてきた歴史があることを知った。
ドイツの車メーカーの大半には、BOSCH(ボッシュ)の制御技術が使われていることを知った。(それまではBOSCHって普通に食洗機メーカーだと思ってたw)
車を通して新たに知った世界は、自分の今までの人生の中では決して見ることが出来なかったもので、上には上がいること、自分に見えている世界はほんの一部であること、世の中はとてつもなく広いことを痛感した。
だから、「まだ見ぬ世界を知りたい!」という好奇心が、以前にも増して湧いてくるようになった。
パナメーラを自分で手にするその日まで
そして現に今の私は、パナメーラGTSを買うことが仕事のモチベーションになっているし、実際に自分の力で手にして、まだ見ぬ世界を感じてみたいし、その世界に立ってみたい。(っていうか今パナメーラターボに乗っているのに、なんでまたパナメーラGTSがほしいのかという理由は、下記記事で書いているので、気になる方だけどうぞ。)
だから今の私は間違いなく、車は無用の長物ではなく、人生を豊かにするツールだと思っている。かといって、世の中の人全員が、「車は人生を豊かにするツールだ」と思う必要は無くて、車を知った上で「これは人生に必要ない」と判断するなら、それはそれで、良いと思う。個人の自由だし。
でも、知らないのにイメージだけで「車って高いだけで無駄だよね」と決めつけてしまうのは、もったいないと思う。だってなんでも、まずは自分で体験してみて、経験してみないと分からないし、もしかしたらそこには、人生を180度変えるような出逢いが待っているかもしれないから。
…と、偉そうに言っている私も、10年前に比べると、素直さが失われてきた。昔はもっと素直だったし、というか…単に何も考えていなくて、アドバイスされたらそのまま実行し、痛い目を見ることも多々あった。(っていうか9割痛い目だったw)
今はそれなりに色々な経験をしてきたので、アドバイスや耳に入ってくる情報に対しても、「本当にそうなのか?」と、自分のフィルターを通して分析してみたり、調べたりして、鵜呑みにしなくなった。それは生きる知恵というか、死なないための知恵という意味では大切だけど、一方で、自分の可能性を狭めてしまっているのかもしれないとも思う。
今日は新年度スタートの4月2日。多くの新入社員さんが社会人になる日でもあるし、「素直さ」をもう一度思い出して、しっかり頑張ろうと思った。
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しかけ