ある日夫が、メルセデス・ベンツSL500(R129)を買ってきた ー 車好き夫の車の買い方
公開日:2018.02.08
ある日夫が買ってきた
気づけば久々の記事だ。タイトルの通り先日、夫がメルセデス・ベンツSL500(R129)を買ってきた。私はベンツについてはあまり詳しくないので、SL500と言われても反応が出来なかったのだが、車好きの方々からすると、名車と呼ばれている車らしい。
まだ納車はされていないが、このSL500は、夫が子どもの頃から欲しかったクラシックでノーマルなSLらしい。夫がこの車を購入したことにより、我が家にある車は「4台」となったのだが、夫は1台も売る気はないらしく…。
「日常使いやろ?家族で乗るのやろ?マニュアルオープンカーやろ?クラシックカーやろ?…だって全部必要なんばっかりやん!」
と当然のように言っていた(爆)
こうして書くと、夫は好き勝手に車を買ってきているように見えるが、彼は一目惚れで車を購入することは絶対にしない。逆に「これでもか」というくらい熟考し、妻である私が「もう、そこまで考えたんやったら、ええんちゃう?」とつい言ってしまいたくなるほど、情報収集と購入後のシミュレーションを重ねた上で購入する。
夫の車の買い方は?
今回のSL500購入についても、
「今新たに車がほしいと考えている。昔欲しかったシリーズということで、今回は中古で探そうと思っているのだが、BMWのMシリーズにするか、アルピナにするか、SLにするか、悩んでいる」
という話を、数か月前にしてきた。
「へぇ、そうなん」と初めは軽く聞いていたのだが、カーセンサーやグーといった中古車情報サイトで調べた車を見せてきては「これどう思う?」「あれどう思う?」としきりに尋ねてきた。私が「昔欲しかった車と言ってるけど、今回の車には一番何を求めてるん?」と聞くと、「うーん、かくかくしかじか…」と説明をしながら、自分でもまだ決め兼ねている様子だった。
それ以来、常に中古車サイトとにらめっこし、休日になると車好きの友人に、「買うならどれがいいと思うか?」というアドバイスを求めに行っては、「うーん、うーん」と取り憑かれたかのように悩んでいた。また実際に車屋に試乗に行き「いいけどなんかピンとこない、車も縁やからな」とか言いつつようやく、
「走りの楽しみや、車の性能や新しさという意味では、今持っているパナメーラやボクスターで十分。だから、それとは真逆のラインで考える」
ということでクラシックなノーマルSL500を購入することに決めた。
どこまで調べるのか…
その後、仕事から帰宅すると、カーグラフィックTVや、youtubeのロペライオの試乗レビューや、トップギアを必死に見ていた。その後ろ姿はまるで、少しの時間も惜しんで勉強する、受験生にすら見えた(爆)
そして、最終的に2台に絞り込んだ時点で、「これとこれ、どっちがいいと思う?」と相談があり、その仕様について私が、「これってどういう意味?」「この数字はどういうこと?」と聞くと、燃費から、馬力から、トルクから、デザインから、ライトから、エンジンから、何から何までパーフェクトに説明してきたので、
そこまで調べて考え抜いたんやったら、あとは直感で決めたらいいんじゃない?
と答えた。というかもうそう答えるしか無かった(笑)
で、最終的に、1オーナーでとある会社の会長が死ぬ直前まで大事にのっておられた、シルバーのSL500に決めたというわけだ。もうすぐ我が家に、SL君がやってくるのだ。楽しみだなー。
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