ポルシェ パナメーラ納車から1年!気に入ってる点、そうでない点、感想についてまとめてみた。
公開日:2018.10.16
10月12日は、何の日?
去年の10月12日、わが家にパナメーラターボがやってきた。まだ1年かぁ…もう3年くらい経ったような気もする。走行距離等に関しては、以下の通り。
〘1年の振り返り〙
・走行距離:13749km
・オイル補充:1回
・オイル交換:3回(初回点検、6500km時点、1年点検)
・パンク:1回(軽度なパンクなので、1年点検で直してもらえた。よってタイヤ交換は無し)
・故障:特に大きな故障は無かったけれど、大雨の日に高速道路を運転していたところ「PSM故障」の表示が出た。でもディーラーで見てもらったところ特に問題なかった
というわけで今日は、パナメーラターボ納車から1年が経過した今、感じることを書いてみたいと思う。まずは夫の見解から。
夫の評価:気に入っている点(+)
①まさに『硬軟自在』
街中をゆったり流す時は高級スポーツセダン、ひとたびスポーツプラスでムチを入れればエアサスがグッと低く身構え、エンジンレスポンスは最高潮に。まさに気分はGT3。PDKをパシュン、パシュン言わせながらワインディングを駆け上がるのは最高。
②高速での圧倒的な安定性
単純に真っ直ぐ走るだけなら他にも楽に感じるクルマはあり、そちらの方が良いと感じる人もいるかもしれないが、パナメーラはタイヤの接地感と伝わってくるインフォメーションが豊富なので、不安感がより少ない。高速道路のカーブなどでも安定しきっているし、何も起きない。どんな速度域からもひと踏みでワープ、全くストレスを感じることが無い。このあたり、パナメーラはずば抜けてすごい。
③リアアクスルステアリングによる回頭性の良さ
普段、街中を乗っている時や高速を普通に走っている時などはあまり恩恵を感じないが、駐車時とタイトコーナーの続くワインディングなどでは効果絶大。次にポルシェを買う時も、必ず付けたいオプションの一つだ。
④適度な重厚感
先代の970パナメーラより、971パナメーラは全体的に軽快感が増している。とはいえ、4Sなどと比べ、パナメーラターボは適度な重厚感をより濃く残していると感じる。しかしだからといって「走り出しが重い」「運転しにくい」と感じないのところが凄い。絶妙なバランスだと思う。
夫の評価:気になる点(−)
①低中回転域でのPDKの変速レスポンスが遅い(時がある)
ラグジュアリーセダンとしての用途も考え、レスポンス重視というより、変速の滑らかさ重視なのではないかと思うことがしばしばあり、おそらく、下品な変速ショックを避けるため、あえてそういうチューニングがしてあるのではないかと想像する。
そのためか、どんな場面も変速ショックはほとんど感じず、快適性は高い。しかし、ポルシェなのだから、もっとレスポンス重視でも良いのではと思う。
②前席シートの座面がやや固め
わが家のパナメーラのシートはターボ標準のコンフォートシート(14way メモリー機能付き電動シート)だが、もう少し座面部分のクッションに厚み、もしくは柔らかさがあっても良いのではと思う。たまにお尻が痛いまではいかないが、不快感を感じることもある。ただ、これは体型や好みによるところが大きいので、あくまでもご参考までにということで。
③日本仕様のコンフォートプレッシャーのタイヤ空気圧問題
日本仕様のコンフォートプレッシャーのタイヤ空気圧が160km/hまでしか対応していない。本国仕様のコンフォートプレッシャーの空気圧は270km/hまで対応しているのに、日本仕様のコンフォートプレッシャーは160km/hまでの空気圧になる。
これは設定でも変えられず、日本のユーザーは「標準プレッシャー(F3.1bar/R2.8bar)の高めな設定値」または「160km/hまでのコンフォートプレッシャー(F2.3/R2.3)の低い設定値の」いずれかの極端な2択を迫られる。しかも、コンフォートプレッシャーで160km/hを超えると、インストルメントパネルに音と警告が鳴るので驚いてしまい、余計に危ない。かといって、標準プレッシャーの設定値のまま、空気圧を下げると空気圧不足の警告が出る。
ここだけはポルシェ ジャパンさんに何とかしていただきたい部分だ。ぜひ改善のアップデートを強くお願いしたい。以上。
…というのが夫の見解だ。って「ここまで的確に言われてしまったら、素人の私の見解なんて要らないんじゃないか…(-_-)」という感じなのだが、せっかくなので、女性目線の私の見解も書いてみた。
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