ポルシェ911のレストモッドはSingerだけじゃない – ガンサーワークスGWR
公開日:2024.09.04
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カーボンファイバーを駆使した軽量ボディ
ポルシェ911をベースにしたレストモッドと言えば、Singer(シンガー)が有名だ。
しかし、この世界で、もう一つの新たな傑作が誕生した。
アメリカ・カリフォルニア州を拠点とするポルシェのレストモッド専門会社であるガンサーワークス(Gunther Werks)が手掛けた「GWR」と呼ばれるこのクルマは、軽量化と高性能を極限まで追求したモデルとして注目を集めているとのこと。
ガンサーワークスは、特に空冷エンジンを搭載したポルシェ911(993世代)を現代的に再解釈することに特化している会社だ。
GWRの最大の特徴は、徹底的な軽量化だ。全てのボディパネルにカーボンファイバーを採用することで、車両重量をわずか1080kgにまで抑えることに成功したそうだ。これは現代のスポーツカーとしては驚異的な軽さと言えるだろう。
ボディデザインも空力性能を追求して最適化されている。フロントフェイシアには大型のエアインテークと黒いスプリッターが配置され、ボンネットにはエアエクストラクターが設けられているとのこと。リアには大胆なダックテールスポイラーが装着され、911の伝統的なシルエットに現代的な解釈を加えている。
さらに、排気管まで3Dプリンティング技術を用いて製作されているそうだ。これらの細部へのこだわりからも、ガンサーワークス社の徹底したアプローチが伺える。
モータースポーツ譲りのインテリア
GWRのインテリアは、モータースポーツからインスピレーションを得た機能性と、贅沢な職人技が融合したデザインになっているようだ。カーボンファイバー製のバケットシートとダッシュボードが採用され、軽量化と高級感を両立している。
ステアリングホイールはアルカンタラでラッピングされ、ゴールドのゲージと12時位置のマーカーが特別感を演出しているとのこと。これらのディテールは、クラシックな911の雰囲気を残しつつ、現代的な要素を取り入れた絶妙なバランスを実現しているようだ。
自然吸気エンジンが奏でる圧巻のサウンド
多くのレストモッドカーがターボチャージャーを採用する中、GWRは自然吸気エンジンにこだわったそうだ。
4.0リッター水平対向6気筒エンジンは、なんと9000rpmまで回る高回転型に仕上げられている。
最高出力は368kW(500馬力)、最大トルクは461Nmを発生するとのこと。これらの数値からも、エキサイティングな走りが期待できそうだ。さらに、専用設計のスロットルボディや新しいインテークマニフォールド、軽量チタン製コンポーネントの採用により、エンジンのレスポンスが向上しているそうだ。
自然吸気エンジン特有の鋭いレスポンスと、9000rpmまで吹け上がる官能的なサウンドは、ドライバーの心を震わせるに違いない。
精密に調整されたシャシー
GWRの開発では、エンジンやボディワークだけでなく、シャシーにも多くの注意が払われたようだ。ホイールベースは標準の993型911と比べて30mm延長され、フロントサスペンションにはダブルウィッシュボーンが採用されているとのこと。
これらの変更に加え、軽量マグネシウム製ホイールの採用により、GWRは極めて正確なハンドリングと優れたアジリティを実現しているそうだ。ドライバーの意思に忠実に反応する、まさに人馬一体のドライビングフィールが味わえそうだ。
GWRの価格は明らかにされていないが、生産台数はわずか40台に限定されているとのこと。これだけ徹底的に作り込まれたクルマだけに、相当な高額になることは間違いないだろう。
クラシックな911の魂を受け継ぎながら、最新のテクノロジーと卓越したパフォーマンスを融合させたGWR。ポルシェ911への敬意と情熱が詰まった、まさに究極のレストモッドカーと言えそうだ。
シンガーに続き、こちらもポルシェオーナーたちの間で、大きな話題を呼びそうである。
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