Porsche launches an espresso machine that costs about $1 million and sells out in a whopping 8 hours!
公開日:2024.10.24
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ポルシェとラ・マルゾッコのコラボレーション
ポルシェが高級エスプレッソマシンメーカーのラ・マルゾッコとコラボレーションし、限定エスプレッソマシンを発売したとのことだ。この限定モデルは、ラ・マルゾッコの「リネア・ミクラ」をベースに、ポルシェ独自のグラフィックやディテールを施したものだそうだ。
発売されたのは2種類のモデルで、1つは「ポルシェ x ラ・マルゾッコ リネア・ミクラ スレートグレー」で価格は6,555ドル、もう1つは「マルティーニ・レーシング エディション」で価格は6,949ドルとなっている。日本円だとほぼ100万円だ!
驚くべきことに、911台限定で発売された「マルティーニ・レーシング エディション」は、発表からわずか8時間で完売したとのことだ。ポルシェブランドの影響力の強さを示す出来事と言えるだろう。
ポルシェDNAを注入したエスプレッソマシン
この限定エスプレッソマシンには、ポルシェのDNAが随所に注入されているとのこと。
例えば、回転ノブは現代のポルシェのドライブモードセレクターから派生したデザインを採用。圧力計はポルシェの回転計を模したデザインとなっている。さらに、マグネット ドリップ トレイとカップ ウォーマーにはポルシェ 911 GT3 ツーリング パッケージのカラー デザインを採用しているそうだ。
機能面では、デュアルボイラーを採用し、プロフェッショナルレベルの温度安定性と統合されたグループヘッドを備えている。多くのコーヒーショップで使用される業務用ラ・マルゾッコマシンの小型版と考えてよいだろう。
また、La Marzocco Homeアプリを通じてリモートでマシンをコントロールできる機能も備えている。これは多くのエスプレッソマシンにはない特徴だ。
ちなみに、このエスプレッソマシンの重量は19kgとのこと。ポルシェブランドを冠しているにもかかわらず、重量削減は行われていない(笑)。
ポルシェブランドの影響力
この高額なエスプレッソマシンが、わずか8時間で完売したという事実は、ポルシェブランドの影響力の強さを如実に示している。スポーツカーメーカーとしての評価が、全く異なる製品カテゴリーにおいても強い購買意欲を生み出すという興味深い現象だ。
なお、コラボレーション製品はエスプレッソマシンだけではない。ポルシェブランドのエスプレッソグラインダー(税抜き1,840ドル)や、2種類のエスプレッソカップ&ソーサーセット(90ドルと99ドル)も発売されているそうだ。
7,000ドルものエスプレッソマシンを購入しながら、99ドルのカップで飲まないのはもったいないと考える消費者も多いのかもしれない。高級コーヒー文化とスポーツカーブランドの融合が、新たな贅沢の形を生み出しているようだ。
ポルシェオーナーにとって、このエスプレッソマシンは単なるコーヒーを入れる道具以上の意味を持つのかもしれない。ガレージでポルシェを眺めながら、ポルシェブランドのマシンで淹れたエスプレッソを楽しむ。そんな贅沢な時間を過ごせるのは、確かに魅力的だろう。
しかし、一般のコーヒー愛好家にとっては、機能面での優位性よりもブランド価値に大きく左右される価格設定に疑問を感じるかもしれないが、ポルシェファンにとっては欲しい一品であることに違いはない。
日本でも発売してくれるとよいのだが。
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Comment ( 1 )
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ファッションやステータスシンボルの為のエスプレッソマシーン・・・・。
買う人もどうかと思うがw。